IFPIが2018年の全世界レコード売上実績を発表、4年連続で前年を上回る

コラム 高橋裕二の洋楽天国

IFPI(国際レコード産業連盟)が、2018年の全世界のレコード売り上げの実績を発表した。対前年で9.7%も伸びた。4年連続で対前年を上回った。また1997年から発表しているIFPIのデータで、2018年の対前年比は最も高いものとなった。

実物のCDやLPの売り上げは対前年で10%ダウンした。ストリーミングは34%アップした。ダウンロードは21%ダウンした。売り上げの内訳は以下だ。

有料ストリーミング 37%
広告ストリーミング 10%
フィジカル 25%
有料ダウンロード 12%
放送使用料 14%
シンクロ 2%

スポティファイはまだ広告によるストリーミング・サービスをやっている。フィジカルは実物のCDやLP。放送使用料はインターネット・ラジオのパンドラや衛星ラジオのシリウス等からの原盤使用料収入。シンクロは映画やTVで使われた原盤使用料収入。
 


 

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記事提供元:洋楽天国

高橋裕二(たかはし・ゆうじ)

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