米ワーナーミュージックがパーロフォンを買収

コラム 高橋裕二の洋楽天国

昨日(2月7日)、米国ワーナーミュージックはパーロフォン・レコード(PLG/パーロフォン・レーベル・グループ)を約689億円(1$90円換算)で買収したと発表した。

ユニバーサルミュージックによるEMIミュージック買収で、欧州委員会は競争法(独占禁止法)に抵触するという理由で、ユニバーサルミュージックに対してEMIミュージックの一部分を切り離し、第三者に売却するよう命じていた。

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パーロフォン買収にはソニー/BMGチームや幾つかの投資会社が手を上げていた。ソニー/BMGチームが最も有力だとみられていた。ただソニー/BMGチームが買収した場合、ヨーロッパのレコード業界でソニーの市場占有率が上がる為、インディーズのレコード業界が強く反対していた。

夏までには取得にかんする手続きが完了するそうだ。ワーナーミュージックはクレディ・スイス、バークレイズ、UBSや野村からお金を借りて全て現金で支払うという。

ビートルズのカタログがないパーロフォン。看板スターはコールドプレイだ。

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