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【プレイリスト付】星野源さすがの注目度で圧勝/INI初の冬ソングで2位/ユーミン新作から3位&計11曲イン【エアモニ】

チャート プランテック

2025年11月26日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2025年11月17日~11月23日プランテック調べ)では、星野 源「いきどまり」が1位を獲得した。

映画『平場の月』主題歌として書き下ろされた同曲は、一部での“ラジオエディット・バージョン”の先行オンエア解禁を経て、11月14日の配信リリースとともに広くオンエアが開始されると、前週チャートで23位に初登場。早速リクエストも集めつつオンエアは伸長していき、前週比651%増、調査対象の90.3%のステーションでオンエアを獲得し首位へと上り詰めた。

圧倒的なオンエア数ながら、帯放送枠のみならず全国様々な番組でオンエアを獲得している点、そして上位10曲ではダントツでリクエストオンエアが最多だった点も特筆すべきだろう。文句なしに今週最も広く注目された楽曲となった。

2位はINI「Present」が前週79位から急浮上した。LAPONE発の日本の11人組ボーイズグループ初のウィンターソングとなる同曲。11月7日の配信リリース日に放送された冠番組「From INI」(JFN系列)を皮切りにオンエアが開始されると、同週11月3日~11月9日チャートで86位に初登場。その後は他番組へオンエア波及しつつ、今週、同曲をリード曲として収録したニューシングル「THE WINTER MAGIC」のリリース週を迎え、前週比1200%増、調査対象局の71%でのオンエア獲得と大きく急伸した。

帯放送のコーナー/番組といった限定的な固定枠でまとまったオンエアを積み上げた形だが、発売週とあり「ディア・フレンズ」「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」といったJFN系列の長寿番組へのゲスト出演も確認され、広くリスナーに印象付けたことと思われる。

3位は松任谷 由実「天までとどけ」が前週51位から急上昇した。ドラマ「小さい頃は、神様がいて」主題歌に書き下ろされた同曲は、先行配信の翌日10月17日放送の冠番組「Yuming Chord」(JFN系列)でオンエアが開始されると、同週10月13日~10月19日チャートで143位に初登場し、その翌週131位へ浮上。その後、圏外での2週経て前週チャートで再登場すると、今週、収録アルバム「Wormhole / Yumi AraI」の発売週を迎えたことで大きく伸長した。

帯放送枠でのまとまったオンエアを基盤に、調査対象の83.9%となる広い範囲でのオンエア獲得だ。後述する他のアルバム収録曲にも多数オンエアが集まるなど、さすがの注目度となった。

ユーミン新作、RADWIMPSトリビュート…etc 注目作から多数チャートイン

注目作のリリースが重なった今週のラジオオンエアチャートでは、同じアルバムから多数の収録曲が同時チャートインを果たす結果となった。

今週3位の「天までとどけ」も収録された松任谷 由実のアルバム「Wormhole / Yumi AraI」からは、実に計11曲がチャートイン。「LET’S GET IT STARTED!」(27位)、「星の物語」(41位)、「DARK MOON」(52位)、「CINNAMON」(59位)、「烏揚羽」(59位)、「岩礁のきらめき」(59位)、imase×松任谷 由実「文通」(75位)、「小鳥曜日」(133位)、「ひとちがい」(145位)、「そして誰もいなくなった」(179位)がTOP200圏内へと浮上した。

同アルバムからリード曲と位置づけられたのは、前週118位からの浮上となった「DARK MOON」だが、他曲のオンエアが伸びたのは各番組がそれぞれ思い思いの楽曲をセレクトした証拠だろう。本人のコメント出演も多数番組で確認され、さらには「サーフ天国 スキー天国」(160位)、「やさしさに包まれたなら」(179位)といった過去曲もチャートイン。ユーミンの声を多く耳にした一週間であった。

また、RADWIMPSのトリビュートアルバム「Dear Jubilee -RADWIMPS TRIBUTE-」からも計8曲がチャートインし、Vaundyによる最大ヒット曲のカバー「前前前世」が最高位24位へと浮上した。

この他、YOASOBI「会心の一撃」(71位)、米津 玄師「トレモロ」(80位)、SEKAI NO OWARI「最大公約数」(94位)、iri「ふたりごと」(121位)、My Hair is Bad「いいんですか?」(121位)、宮本 浩次「おしゃかしゃま」(145位)、ヨルシカ「DARMA GRAND PRIX」(179位)が圏内入り。錚々たる参加メンバーによる各曲それぞれがオンエアを集めたのは必然だろう。一方で本家の最新曲「賜物」も133位に再登場するなど、RADWIMPSへの注目度も高かった。

なお、ザ・ビートルズの「アンソロジー・コレクション」「アンソロジー4」も今週リリースされ、多数の番組が特集を組んだ結果、同作より「フリー・アズ・ア・バード」が総合4位かつ、洋楽チャートでは下位にダブルスコア以上の1位を獲得。「イン・マイ・ライフ」も104位にチャートインした。

RADIO ON AIR DATA(集計期間:2025年11月17日~11月23日)

1.いきどまり / 星野 源
2.Present / INI
3.天までとどけ / 松任谷 由実
4.フリー・アズ・ア・バード / ザ・ビートルズ
5.Boy, Don’t Cry / Gen Kakon
6.欠片 / Lavt
7.神様からの贈り物 / サザンオールスターズ
8.アイズ・クローズド / JISOO & ゼイン
9.PS118(feat. Rapsody)/ JURIN ASAYA
10.明日の足跡 / T字路s

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

ポッドキャスト概要:

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「Musicman大学」は世界の音楽業界の最新トピックスを解説。講師は『音楽が未来を連れてくる』の著者、Musicman編集長・榎本幹朗。「Talk&Songs」は月間500組ものアーティストニュースを担当するKentaが選ぶ、今聴くべき楽曲と業界人必聴のバズった曲を解説。

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プレイリスト概要:

記事連動セレクション — エピソードと繋がる楽曲たち

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@musicman_nusicman