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Believe、グーグルと提携 所属アーティストにAI音楽制作ツール「Google Flow Music」提供

ビジネス 海外

TuneCoreを傘下に持つ音楽ディストリビューター最大手のBelieve(フランス)は、グーグルと提携し、同社のAI音楽制作プラットフォーム「Google Flow Music(旧ProducerAI)」を、BelieveおよびTuneCoreのアーティスト向けに提供する。

グーグルによると、Flow Musicはクリエイティブなパートナーとして機能。歌詞の作成、メロディーやジャンルの試行錯誤、新しい楽器の創作などに役立つとしている。なお、グーグルはFlow Musicで生成されたオリジナルコンテンツの所有権を主張しないと付け加えた。

提携の一環として、BelieveとTuneCoreは、グーグルのプロダクトチームと毎週ミーティングを行うアーティストやプロデューサーのグループを選出する予定だ。

Flow Musicは、グーグルが3月に発表した音楽生成AIモデル「Lyria 3」を搭載。同モデルの学習にパートナー企業からのデータに加え、YouTubeおよびグーグルから提供された許可済みのデータを使用したとしているが、インディーズミュージシャンから著作権侵害訴訟が提起されている。

(文:坂本 泉)

榎本編集長

世界最大の独立系音楽ディストリビューターBelieve(フランス、TuneCoreを傘下に持つ)が、GoogleのAI音楽制作プラットフォーム「Google Flow Music(旧ProducerAI)」を所属アーティストに提供する提携を発表した。

BelieveとTuneCoreのアーティスト・プロデューサーから選出されたグループが、Googleプロダクトチームと毎週ミーティングを行う設計も含む。音楽業界はAI企業との関係で「訴訟」と「提携」を並走させる複層戦略を取ってきた。

三大メジャーがSuno・Udioとの訴訟を続けるなか、ワーナーとUMGはUdioと和解、UMGはNVIDIAやYouTubeのAI関連でも提携を進めてきた経緯がある。

そうしたなかBelieveはGoogleとの正面協業を選び、所属アーティストへのツール提供と継続的な共同開発体制を組む——独立系最大手の判断が、業界全体のAI戦略の選択肢を一段広げた格好だ。

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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