バンダイナムコエンターテインメント、丸山茂雄氏ら3名をアドバイザリーボードメンバーに

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バンダイナムコエンターテインメントは、新たなビジネスステージへステップアップするため、4月1日付けで「アドバイザリーボード」を設置。丸山茂雄氏、岸 博幸氏、野間幹晴氏の3名がアドバイザリーボードメンバーとして就任したことを発表した。

市場環境やデジタル技術はかつてない程のスピードで変化しており、エンターテインメントの未来予測が大きく変わろうとしている。

そのような中、同社は既存の考え方にとらわれず、「長く遊べる良質なコンテンツ」と「新たなエンターテインメント事業」の提供を通じて、「世界中のファンのみなさまの期待を超えるエンターテインメントをお届けすること」が使命だとしている。

そこで、エンターテインメントにおける今後の可能性を探るため、広い見識や人脈を持つ有識者3名がアドバイザリーボードメンバーとして就任した。

丸山氏からはエンターテインメント全般、岸氏からは政治・経済、野間氏からは企業価値向上・金融市場動向という客観的・専門的な視点からの知見や方向性のアドバイスをもらい、新たなビジネスステージへのステップアップを目指すとのこと。

丸山茂雄氏コメント

私達はコンテンツがヒットするとその理由をさがします。ヒット作品にはヒットの理由が必ずあります。
ヒットの理由が解明されても、新しいヒット作品を作ることはできません。でも、次の作品を作るときのヒントにはなります。ヒント探しのお手伝いをさせてください。

アドバイザリーボードメンバー

丸山 茂雄 氏 トゥー・フォー・セブン代表取締役

早稲田大学商学部卒業。株式会社読売広告社に入社。
68年にCBS・ソニーレコード入社、78年EPIC・ソニーを設立し、佐野元春、渡辺美里、TM NETWORK、DREAMS COME TRUEなどの有力アーティストを多数世に送り出す。
92年にソニー・ミュージックエンタテインメント代表取締役副社長、98年に同社社長に就任し、音楽産業の発展に寄与。一方で、93年から07年まで株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント取締役として会長などを歴任、プレイステーションを成功へ導く。
03年に247Musicを設立。現在、トゥー・フォー・セブン代表取締役。

岸 博幸 氏 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授

一橋大学経済学部卒業、コロンビア大学ビジネススクール卒業。
86年通商産業省(現経済産業省)入省。92年コロンビア大学ビジネススクールでMBAを取得後、通産省に復職。内閣官房IT担当室などを経て、竹中平蔵大臣の秘書官に就任。
不良債権処理、郵政民営化、通信・放送改革など構造改革の立案・実行に関わる。
04年から慶応大学助教授を兼任。06年経産省退職。07年から現職。

野間 幹晴 氏 一橋大学大学院経営管理研究科教授

一橋大学大学院商学研究科で博士(商学)取得。04年10月から一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授、准教授等を経て19年4月より現職。10年より11年までコロンビア大学ビジネススクール・フルブライト研究員。現在、経済産業省「企業報告ラボ」座長、バンダイナムコホールディングス社外取締役、ナイス社外監査役、ダーウィン・キャピタル・パートナーズ社外監査役、キーストーンパートナース社外投資委員。

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