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INORAN(LUNA SEA)、初の対バンツアーファイナルでニューアルバム「ニライカナイ -Rerecorded-」リリースを発表 ルーツ回帰と新たな挑戦への意欲

アーティスト

INORAN

LUNA SEAのINORANが、5月18日に渋谷 CLUB QUATTROでファイナルを迎えた初の対バンツアー「SONIC DIVE 2025」にて、ニューアルバム「ニライカナイ -Rerecorded-」を9月24日にリリースすることを発表した。

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本作は、INORANのソロ活動10周年となる2007年にリリースされた4枚目のソロアルバム「ニライカナイ」をリレコーディングした作品である。日本語詞で構成された意欲作を、INORANが信頼を寄せるバンドメンバーu:zo(Ba)とRyo Yamagata(Ds)と共に全曲再録音し、ニューアルバムとしてリリースする。

現在、「ニライカナイ」をリレコーディングする理由について、INORANはジョー横溝との対談の中で、「ルーツに戻る」ことをキーワードに、以下のように語っている。

―なぜ今ルーツに戻る必要があるのか?

「去年一昨年の経験…LUNA SEA で、様々なアルバムの再現ツアーをした。その何かに…突き動かされた感じがあって。自分は冒険をするために様々な場所へ行き、アップデートもしてきた。もっと言えば、毎日アップデートしているんだよね。なら、もう一回その場所に、以前訪れたその地に…今思う心境とか重ねてきた経験を、今置かれた環境で生きている自分が帰ってみたらどう思うんだろう?って」

―「ニライカナイ」を選んだのには、なにか具体的な根拠があったのか、それとも、直感的なもの?

「当然、自分が作るアルバムは全て好きだよ。でも何故かね、このアルバムを好きでいてくれる人が多くてね。「アンコールツアーをやりなよ」みたいなことを言われる度に、「嫌だよ、だって俺はもう先に行きたいんだからさ」って。別に過去を捨てるわけではなく、まして忘れる事もない。「もっと他に見たいものがあるからさ」っていう冒険魂。でも、ふとした瞬間に蘇って心を震わすものってあるよね? なんかここだったんだよね。そう、今ここに戻る必要があるって思った。

「ニライカナイ」は日本語詞のアルバム。それもまた魅力があって。再び乗せる思いは変わらないけど、確かに違う広がりを帯びた景色があるよ…うん、味わいたいね。

ルーツに戻ってみる。そうすることでまた新しい冒険のテーマが湧いてくる。これを作って、当然そのツアーをやる。その先に…山で言うと、例えば K2の西壁ルートみたいな誰も登ってないところを登ってみたいと思うんだよ。あるいは、もっともっと高い山に挑戦したい。それには今もう一度戻る必要がある。自分は何をしたいんだろうか、という確かめるところに。それが今回の動機のひとつなんだよね」

なお、このインタビューの完全版はKINGRECORDS TODAYにて5月21日19時に公開される予定だ。

また、アルバムリリースを記念し、9月27日の渋谷 CLUB QUATTROを皮切りに、10か所11公演のライブツアー「INORAN TOUR Determine 2025」の開催も決定した。今後の新たな情報にも期待が集まる。

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