雨のパレード、アルバム「Face to Face」本日リリース ファインダー越しに温もりが伝わる「Child’s Heart」MV公開

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雨のパレード

雨のパレードが本日、異例となる今年2枚目のアルバム「Face to Face」をリリース。同時に本作のリードトラックとなる「Child’s Heart」のミュージック・ビデオを公式YouTubeチャンネルにて公開した。

今年1月、蔦谷好位置を共同プロデュースに迎えた4thアルバム「BORDERLESS」を発表後、新型コロナウイルス感染拡大の影響により全国ツアーが中止に。リスナーに直接音楽を届けることが出来なくなった今、自分たちに何ができるかを考えた答えとして、今年2枚目のニューアルバムをリリースすることを決めた雨のパレード。コロナ禍に見舞われた緊急事態宣言中にたくさんの考える時間をもらったという彼らがバンドの本質を見つめ直し、今だからこそ大切なものとひとつひとつ真摯に向き合い生み出した渾身の作品が「Face to Face」。セルフプロデュースとなった本作は、自分達が本当に作りたいもの、そして自分たちにしか歌えないものを追求し、SNSの社会問題から近しい大切な存在に言及する構成となる本作は、2020年を象徴する雨のパレードの存在証明作となる。

また先週に先行配信リリースされた「Child’s Heart」のMVが雨のパレード公式YouTubeチャンネルにて公開された。本作は静けさが聞こえるような日差しが優しく照らす古民家で撮影された。映像にも映る使用されたカメラはLarge format Finder。写真が世の中で開発され始めた頃、インスタントにその時間を収めることが難しかった過去の産物である大判カメラに映る世界を撮影したもの。そのカメラのファインダー越しの絵はどこか別世界のようで、まるで過去の思い出にタイムスリップしたような懐かしさを感じられる作品に。演奏シーンが撮影された中庭に多く実らせる蜜柑の花言葉が”純粋”、”愛らしさ”であるように、「Child’s Heart」という楽曲が持つ温もりが伝わる映像になった。

雨のパレード 福永浩平(Vo) コメント

2020年でないと“作れなかったアルバム”であり“作らなかったアルバム”です。
今までで1番完成した満足感があり、過去最高傑作だと思っています。
同じ物語を共有している世界中のみんなに届いてほしい作品です。

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