EXILE TETSUYA監修ダンス映像教材が「文部科学省選定」に認定、ダンス授業にはEXILE佐藤大樹らも参加

アーティスト

EXILE TETSUYAは、中学校のダンス授業「現代的なリズムのダンス」の教育現場におけるダンス教育の現状と問題点、さらにその解決策の具体的な方法について「早稲田大学大学院スポーツ科学研究科」にて研究をし、修士論文「必修化以降の中学校における現代的リズムのダンス授業の現状と処方箋」を発表し修士課程を修了した。

文部科学省では平成20年に中学校学習指導要領の改訂を告示し、平成24年度に全面実施された中学校学習指導要領において、武道・ダンスを含めたすべての領域を必修とすることとした。現在、ダンスの授業では、創作ダンスとフォークダンスとともに「現代的なリズムのダンス」が実施されている。

今作品では上記修士論文の結果に基づき、中学校のダンス授業の必修化のなかで「現代的なリズムのダンス」の指導における教員の困難さの解消と、生徒がより楽しくダンスを学ぶことのできる効果的な指導法を研究し生徒にとって授業がわかりやすく、教員のニーズに寄り添った新しい授業デザインの提案となる教育教材「中学校の現代的なリズムのダンス授業 〜レクチャームービー〜」が完成。

当作品のダンス授業には、LDH JAPAN所属のEXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹、GENERATIONS from EXILE TRIBEの小森隼、中務裕太も参加し、授業で使用している楽曲にはEXILE SHOKICHI、P-CHO・SWAY(DOBERMAN INFINITY)のLDHアーティストとトラックメーカーのNAKKIDが音楽制作に協力。

今回の文部科学省選定に向けて、LDH JAPANと平成31年3月20日付で包括連携協定を締結した長野県とともに”新たなダンス授業デザインづくり事業”に取り組み、昨年度には長野県教育委員会協力のもとデモ版を長野県下中学校数校にて実践。課題修正を繰り返し完成した映像を文部科学省が定める「教育映像等審査制度(※注2)」に申請し「文部科学省選定(2文科初第450号)」として令和2年6月18日に認定を受けた。

EXILE TETSUYAコメント

ダンスが義務教育のなかで必修とされていることは、僕らストリートダンスをやってきた者からすれば、ものすごく素敵な出来事なのですが、それを教育の現場に落とし込むのは難しいという先生方の言葉やニュースを見て、なにかできることはないかと考えていました。そんななかで、ダンスを研究する為に大学院に行き、必修化以降の中学校のダンス授業の実態と、自分の考える理想の授業デザインを論文にまとめることができました。

今回の教材は、その論文を「見える化」した映像教材になります。

全8時間の単元構成において、”現代的なリズムのダンス”の基礎を習得したり、応用として活用したりすることのできる1時間目から5時間目。6時間目、7時間目では、子ども達が自由な発想で振り付けをしたり、立ち位置やフォーメーションを考えるグループワーク。そして、最後の8時間目では、クラスの仲間や先生方へ成果を見せる交流の場を設けております。1時間目から8時間目まで各時間ごとのダンスレッスンや課題を作っていますので、わかりやすく簡単に誰でも取り組める教材をなっています。
先生方の困難感が軽減され、先生と生徒の皆さんが一緒に自由で楽しいダンス授業を創っていただけたらうれしいです。

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