ノラ・ジョーンズによるガールズ・バンド、プスンブーツのアルバム「シスター」から 「イッツ・ノット・イージー」を先行配信

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プスンブーツ
プスンブーツ

ノラ・ジョーンズによるガールズ・バンド、プスンブーツが2月14日に待望のフル・アルバム「シスター」をリリースすることが発表された。それに伴い、本日、プレ・オーダーが開始され、ノラがリード・ヴォーカルを務めている「イッツ・ノット・イージー」が先行シングルとして解禁となった。

プスンブーツはノラがジェシー・ハリスの秘蔵っ子、サーシャ・ダブソンとベーシストのキャサリン・ポッパーと2008年に始めたバンドで、フル・アルバムをリリースするのは2014年の「ノー・フールズ、ノー・ファン」より5年半ぶり。また、カヴァーがメインだった前作とは異なり、14曲中10曲がオリジナル。楽器に固定はなく、それぞれの曲によって担当楽器やリード・ヴォーカルを変え、プロデュースもすべて彼女たち自身で行った。

ノラはこのバンドについて「このバンドは常に壮大な冒険だった」と語る。彼女のバンドへの思い入れはとても強く、「恐れを知らないサーシャとキャットがいてくれて、私はギターを弾いたり、ドラムを叩いたり、新しい方法で曲を書いてみたり、ステージの上でエルフの衣装を着てみたり、たくさんの新しいことに挑戦できたわ。私たちは、沈むことになるか、ちゃんと泳げるかはわからないけれど、新しい挑戦に飛び込んでみるという熱量を糧にしていて、一緒に歌うというのはすごく自然な成り行きだったと思う。一緒にこの場所を見つけて、色々なことを試して、そしてこのバンドが成長していくのを体感できたのは本当に光栄だと思うし、自分自身も進化し続けていることが楽しいの。」とも語っている。

また、サーシャは「新しいことを試すのにこんなに安心できるバンドはないわ。これまでひっそりとベースで曲を書き続けていたのに誰にも打ち明けることができなかった。でも、ノラに「何か新しいものはない?」と聞かれると自分でも気が付かないうちに、一緒に歌って、バンドで演奏していたの。」と語り、キャサリンは先行リリースとなった「イッツ・ノット・イージー」の制作秘話について「何かのリハーサルの休憩中に、ドラムに座って適当に叩いていたら、戻ってきたノラが突然ギターを弾き始めて少し歌ったの。そしたら、サーシャがベースを鳴らした。一時間後には、この曲が出来上がってたわ。みんな音楽をつくるのが大好きで、建前は捨ててチャンスを掴むというのは素晴らしい経験になった」と明かした。

アルバム名にもなった「シスター」の言葉通り、気のおけない彼女たちの肩ひじ張らない自由な挑戦がたくさん詰まったアルバムに仕上がった。歌詞も遊び心満載となっており、新しいノラの一面を垣間見ることができる。

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