Reol、HAL東京で特別講義 楽曲・映像制作の秘密を明かす

アーティスト

Reol、HAL東京

9月8日、HAL東京の体験入学特別イベントとして、2018年度TVCMソング「サイサキ」を歌うシンガーソングライター・Reolによる特別講義が開催された。

まずは、HALのTVCMタイアップソング「サイサキ」の制作過程について。「サイサキ」のタイトルの意味についてReolは、「HALは夢の出発点。向かっていく方向に幸せが待っているように、という意味を込めて『サイサキ』というタイトルをつけた」と明かした。

続いて、自身の楽曲制作について解説。作詞では、聴き心地の良さを意識して、韻を踏むことを大事にしているそう。作曲・編曲については、実際のプロジェクトデータを投影しながら、音をつくる順序やコーラスのつけ方などを細かく教え、楽曲制作に興味のある参加者は興味津々の様子だった。

続いて語ったのは、ミュージックビデオについて。CGを多用した「サイサキ」と実写の「SAIREN」、異なる手法で制作された2つのミュージックビデオを比較しながら説明した。絵コンテや撮影時の写真など、貴重な資料を投影しながら、それぞれの撮影裏話を話した。

「ミュージックビデオ制作の監督は、アーティストがやりたいこと、世間から期待されていることをどう具現化するかということを意識している」と、将来映像クリエイターを目指す参加者に向けてアドバイスとなるようなコメントもあった。

講義の最後には参加者に向けてReolからメッセージ。

「今日はオープンキャンパスとして参加している方が多いと思いますが、学校は入ったら終わりじゃない。すぐに成果が見えなくても、好きな気持ち・好奇心を持って、諦めずに学び続ける、やり続けることが大事。今日ここに来てくれた人の中で、ポリシーを持って好きなことを追求できるような人と、将来一緒に仕事ができたら嬉しいです。」

講義後には質問コーナーも設けられた。「座右の銘は?」「音楽を続ける原動力は?」といったことから「歌詞や映像を制作する際にイメージしている形や色はあるか?」といったプロ目線の質問も。Reol本人に直接質問できるとあって、様々な質問が飛び交った。

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