EXO、4度目のワールドツアーたまアリ公演をWOWOWで3/31放送

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先日幕を閉じた平昌オリンピックの閉会式でパフォーマンスを披露し、世界から注目を集めたEXOの4回目のワールドツアーから、さいたまスーパーアリーナ公演の模様をWOWOWで3月31日に独占放送する。

今回のワールドツアー「EXO PLANET #4 – The EℓyXiOn – in JAPAN」の始まりは、とてもドラマティックなものだった。

“僕達は、喪失の終わりに立っている———”

D.O.による哲学的なナレーションに導かれ、映画の様なオープニング映像が様々な景色を映し出していく。訴えかけられる緊迫した世界観と迫真の演技に、オーディエンスは吸い込まれるように惹き込まれていった。

「前夜(The Eve)」「Forever」と続いたオープニングナンバーの伸びやかで美しい歌声がフロアに響きわたると、オーディエンスは大きな歓声で彼らを迎えた。

8人は横一列に並びステージに登場。その堂々たる姿は、実に勇ましかった。そして、扉を使ったトリッキーな演出を絡めながらダイナミックなダンスと歌を届けていく。

ゆったりとしたレゲエのリズムを含んだ「Ko Ko Bop」で、メインステージからゆっくりと花道へと歩みを進めると、フロアからのオーディエンスの掛け声を纏い、そのルーズなリズムを大きく躍って魅せた。ダンサーを加えてのステージングでは、8人それぞれが、より個性を極めたダンスを魅せ、よりオーディエンスを煽っていき、大ヒット曲の「Growl」がスタートすると、会場の熱気は最高潮を迎えた。

続けてステージに現れたのは、ジャジーなサウンドが流れる高層階のラウンジ。ダークブラウンのスーツ姿の8人は、ミュージカル風に「CALL ME BABY」「Touch It」を魅せる。

打って変わって次の場面では、メンバー全員が一言ずつ、自己紹介をしながら挨拶をし、ライヴタイトルの“The EℓyXiOn”の意味を説明し、この場所は自分達とオーディエンスにとっての“楽園”であり、“みなさんは、楽園の証人である”ということを伝えた。

EXOオリジナルのスタンドマイクを使ってスタイリッシュなフォーメーションで魅せた「Boomerang」から始まった中盤戦。そして、後半戦では真っ白な衣装で登場した8人を、オーディエンスは、ペンライトで虹色に染上げた景色で迎えた。「What U do?」では、メンバーがトロッコに乗り込み、会場を一周。オーディエンスを興奮の渦に巻込んだ。

後半のMCでは、それぞれのソロ曲の感想やツアー中に起こった出来事や感想などを語り、会場の笑いを誘う。さらに、この日は1月31日リリースされた日本初のオリジナルアルバム『COUNTDOWN』から、「Cosmic Railway」と「Electric Kiss」を披露するシーンも。更なる日本での活躍を期待させるステージともなった。

そして、「Power」で会場の熱気が冷めやらぬままに、今回のステージは幕を閉じた。これまで以上に映像を多く用いたコンセプチュアルな構成のライブとなった今回のツアーは、より一層、EXOというグループのまだまだ止まることを知らない可能性を証明するものとなったであろう。

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