GLIM SPANKY、全国ツアー追加公演が超満員で大盛況 新曲「Tiny Bird」をライブ初披露

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GLIM SPANKY(グリム・スパンキー)が超満員となった7月7日東京・新木場STUDIO COASTにて、自身曰くの全国ツアーの打ち上げとなった追加公演「LOOKING FOR THE MAGIC Tour 2019 “EXTRA SHOW”」を開催した。

本人達が「4 Dimensional Desert」の曲にのって登場すると、打ち上げ時の乾杯をするかのような観客の大歓声が場内に響き渡った。

このツアーを振り返るように「Looking For The Magic」からスタートした後、「焦燥」「TV Show」「END ROLL」とGLIM SPANKYの代名詞ともいえるヘビーなロックでテンポの良い曲を披露。そして立て続けに「怒りをくれよ」を披露し、冒頭から松尾レミの唯一無二の歌声と、亀本寛貴が奏でるギターソロで会場を大いに沸かせた。

ライブでは、ステージバックに各楽曲の世界観に合わせた映像を投影させる演出も行い、視覚からも惹き付けられるものとなっており、「ダミーロックとブルース」「FLOWER SONG」「ハートが冷める前に」「The Flowers」「いざメキシコへ」ではサイケデリックな世界へとどっぷりトリップさせ、GLIM SPANKYの世界観が堪能できるステージを披露した。

その後も温かみのあるミディアムテンポの「美しい棘」「サンライズジャーニー」、ギターリフが印象的な「THE WALL」「NEXT ONE」を立て続けに披露し、その後、アップテンポな「褒めろよ」を披露し、観客を大いに盛り上げた。

そしてライブ終盤に入り、多くの方々に愛されている「大人になったら」を披露し、場内をしんみりとひたらせるような空間に包み込んだ。最後に、「ワイルド・サイドを行け」を披露し、GLIM SPANKYらしい熱いメッセージを掲げた楽曲で本編を締めくくった。

場内を一体とさせて大いに盛り上げたアンコールではストリングスを招き入れ、バックステージに丸い月を映像で投影させて「お月様の歌」を松尾レミはしっとりと歌い上げ、7月7日に配信したばかりの、新曲「Tiny Bird」を初披露した。ストリングスを交えたこの楽曲はGLIM SPANKYの新境地ともいえる構成となっている。

新曲「Tiny Bird」に対して、松尾レミは「去年実家に帰った時に、アコースティックギターで曲を作ろうと思い弾いたメロディーで、最初は歌詞が無くギターのメロディーとコードで作り、これはいい曲になると感じて、あたためておいた曲です。やっと、みなさんに聴かせることができて、とても嬉しいです」と語った。

亀本寛貴は「今年は様々な方に楽曲提供したりしていて、今年になってGLIM SPANKYとして初めて作った新曲で、とても満足度の高いものとなりました。昨年のアルバム発売より半年が経って、今の自分たちのモードが反映された曲になったと思います。」と語っている。

最後に「アイスタンドアローン」をストリングスと共に特別バージョンで披露し、グルーヴに身を寄せた観客を大いに盛り上げて、この日の公演は幕を閉じた。

さらに、GLIM SPANKYは10月と11月に東京・大阪・名古屋で4公演の自主企画イベント「Velvet Theater 2019」の開催が決定。より深いGLIM SPANKYの世界観を体感できるこの自主企画イベント。チケット発売はFC先行で、7月8日正午より発売。オフィシャルサイトでは、7月20日正午より先行発売される。

撮影:上飯坂一

セットリスト
1. Looking For The Magic
2.焦燥
3.TV Show
4.END ROLL
5.怒りをくれよ
6.ダミーロックとブルース
7.FLOWER SONG
8.ハートが冷める前に
9.The Flowers
10.いざメキシコへ
11.白昼夢
12.美しい棘
13.サンライズジャーニー
14.THE WALL
15.NEXT ONE
16.褒めろよ
17.大人になったら
18.ワイルド・サイドを行け

(アンコール)
1.お月様の歌
2.Tiny Bird ※新曲
3.アイスタンドアローン

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