Vol.32 株式会社レコチョク 配信事業本部 編成グループ 糠沢 雅史さん

インタビュー ピックアップ

株式会社レコチョク 配信事業本部 編成グループ 糠沢 雅史さん
株式会社レコチョク 配信事業本部 編成グループ 糠沢 雅史さん

音楽業界の今を動かす、現場の音楽業界人 = Musicman に、仕事内容や最近の「気になる!」こと現在の仕事に至るいきさつなどを中心に伺っていくインタビューコーナー「Musicman Pick Up」。

第32回は、株式会社レコチョク 配信事業本部 編成グループ糠沢 雅史さんのご登場です。

 

——どんな部署でどんなお仕事をされているんですか?

糠沢:配信事業本部という、着うたや着うたフルのサイトを運営する部署でレコードメーカーさんの窓口を担当して、各アーティストの配信戦略を伺ったり、逆にこちらから企画・提案したりする業務です。

——よくある1日の業務タイムスケジュールを教えてください。

糠沢:10:00に出社。正午くらいまではメールチェックしたり、前日のサイト実績を調べたり。午後から夜にかけては、ひたすら打合せor来客or外出orライブを観に行ったり。余力のある日は打合せなどが終わってからデスクでひたすら23:00くらいまで資料作りなど。それ以外は社内外の方々と飲みに行くことが多々(笑)。

——これまで関わったor担当アーティストは?

糠沢:2008年に初めてレコチョク主催のLIVEを開催したのですが、それに2年連続で企画・運営に携わりました。これまでに加藤ミリヤさん、JUJUさん、レミオロメンさんなどにご出演して頂きました。

——音楽業界で働くことになったきっかけはありますか?

糠沢:アルバイトで入った会社が音楽・映像業界だったのですが、当時自分がいた部署はそれとは程遠い環境で。でも、ある日飲み会で一緒になった別の部署の上役の方が「お前面白いから俺の下に来い」と誘ってくれたのですが、その部署がいわゆる音楽レーベル事業をやっていた部署で、それがきっかけです。ラッキーとしか言いようがないですね(笑)。

——この仕事をしていて、嬉しい瞬間はどんな時ですか?

糠沢:新人アーティストで大きな展開をトライして素晴らしい結果が出た時ですね。

——この仕事の大変なところ、難しいところは?

糠沢:着うたがヒットするかどうかで、アーティストの今後の戦略などが左右される時代なので、いかに最適な展開を提案できるかどうかが非常にプレッシャーですね。

——職場はどんな雰囲気?流行っていることなどありますか?

糠沢:我々の部署は自由な雰囲気ですね。誰かが始めた会話に、いつの間にか沢山の人数が入ってきて、しまいには白熱しちゃったりなんてことがよくあります。流行ってることは特にないですが、部署内でしか通用しないようなナゾの用語が色々ありますね(笑)。

——仕事において、これだけは誰にも負けない!という強みは?

糠沢:物怖じしないところ。切り替えが早いところ。かな。

——今の仕事で一番やりがいを感じることは何ですか?

糠沢:嬉しい瞬間と同様になりますが、世間的にはまだ無名の新人アーティストの作品を、自分自身の耳でヒットするかどうか判断し、それがヒットした時の快感は忘れられないですね。
あとは、ライブなどでアーティストご本人にお会いした際に、「いつも利用してます」「いつもチェックしてます」なんてお声をかけて頂くことがあるのですが、そういう時は嬉しくて「もっと頑張らなきゃ」と思いますね。

——この仕事はどんな人に向いていると思いますか?

糠沢:流行に敏感な人(自分はそうでもないですが…) 。ストレス耐性が強い人。あとはどんな仕事でもそうですが協調性のある人ですかね。

——これから挑戦してみたいと思うことはありますか?

糠沢:最近ゴルフを始めたのですが、鬼のようにうまくなりたいですねぇ。いつか親父とラウンドして勝ちたいです。

——今後の人生プランは?

糠沢:40代でハワイに別荘を持ちたいです。で、毎年2回そこに行く。あくまで理想です(笑)。

——[Musicman-NET]の活用法、好きなコーナーなどあれば教えてください。

糠沢:ビジネス・企業ニュースは毎日見てます。

——最後に、音楽業界を目指す人にひと言

糠沢:自分以上に他人を好きになれ!by親父  

-2010.2.17 掲載

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