aiko“ラジオ愛”で初登場1位/藤井 風リクエスト最多の2位/Ado 9週目でTOP3入り/ビートルズ新曲に大興奮【エアモニ】

チャート プランテック

プランテック

2023年11月8日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2023年10月30日~11月5日プランテック調べ)では、aiko「ラジオ」が1位を獲得した。

10月28日開催のイベント【ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭】内で配信リリースがアナウンスされた同曲は、元は2011年発売のベストアルバム「まとめI」「まとめII」の初回盤特典ディスクに収められていた楽曲。当時、アルバムリリース週に自身の番組「オールナイトニッポン」でも紹介していたが、今週11月3日に配信リリースされたことを受けオンエアが急伸した。

リリース発表の前日27日にFM802の朝夜の各番組、そして29日の自身DJの番組「802 BINTANG GARDEN Q・B・B ベビーチーズ presents aiko Baby Darling vol.1」でのオンエアを経て、今週30日より他局でも広くオンエアを開始。結果、調査対象87.1%のステーションでオンエアを獲得し初登場1位を飾った。aiko自身の学生時代からの“ラジオ愛”を歌った曲だけに、各局・番組に大きく注目されたかっこうだ。

2位は藤井 風「花」が前週1位からダウンした。10月13日の配信リリース/オンエア解禁を経て前週、前々週と2週連続首位を飾った同曲。今週も全国広範囲でオンエアを獲得しており、特に、3週にわたり最多数となったリクエストオンエアを多岐番組・局にわたって獲得している点から如何に広く注目されたかがが分かる。ロングヒットは間違いなさそうだ。

3位はAdo「唱」が前週8位から浮上した。9月6日に配信限定シングルとしてリリースされた同曲は、リリース週に26位に初登場すると次週5位へ浮上。4週にわたりTOP10圏内を維持すると、その後、続けて「クラクラ」「オールナイトレディオ」(今週もそれぞれ62位/156位)の新曲配信によりいったん20位代へと下降するも、前週再びTOP10圏内に返り咲き。チャートイン9週目となる今週、遂にTOP3入りを果たした。

USJの「ハロウィーン・ホラー・ナイト」イベント“ゾンビ・デ・ダンス”のテーマソングに起用されていることも再伸の一因と思われるが、解禁以降、今週まで毎週常に多数のリクエストオンエアがあったことは特筆すべきだろう。長期的な大量オンエアを重ねてリスナー支持を集め、ロングヒットに繋がったことが窺える。

ザ・ビートルズ最後の新曲、解禁直後からオンエアされ今週最も広範囲で注目される

11月2日23時に全世界同時配信されたザ・ビートルズ最後の新曲「ナウ・アンド・ゼン」が、瞬く間に広い範囲でオンエアを獲得し今週のチャート4位に初登場した。

一週間前に情報解禁され話題になっていた同曲だが、ニッポン放送「オールナイトニッポン MUSIC10」では、リスナーから寄せられていた“ラジオでいち早く聴かせてほしい”とのリクエストに応え、解禁直後に音源をダウンロードしおよそ23:8ごろオンエア。早速オンエア中には複数リスナーからコメントが届き、生放送ならではのやり取りが見られた。

その後、J-WAVE「SONAR MUSIC」でも日付が変わる前の番組最後にオンエアした他、翌3日からはFM/AM問わず多くの局・番組がこぞってオンエアを開始。わずか3日間少々の期間ながら調査対象90.3%のステーションでオンエアを獲得し、今週最も広い範囲で注目された曲となった。

現代のポップミュージック全てに影響を与えたと言っても過言ではないザ・ビートルズの新曲とあり、多くのパーソナリティ達が興奮を隠さず紹介していたのが印象的だった。次週も大量オンエアは続くと推測される。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2023年10月30日~11月5日)

1位「ラジオ」aiko
2位「花」藤井 風
3位「唱」Ado
4位「ナウ・アンド・ゼン」ザ・ビートルズ
5位「花になって」緑黄色社会
6位「Fancy」Maverick Mom
7位「決心」SUPER BEAVER
8位「ノット・オーケー」あいみょん
9位「すみっコディスコ」Perfume
9位「トドメの一撃 feat. Cory Wong」Vaundy
9位「クロス・マイ・ライン(Feat. チェ・リンゴ)」ヤクール

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

関連タグ

関連タグはありません

オススメ