サザン新曲全局OAの1位/ミセスAL曲再伸で2位/XG大量OA維持で3位/ラジオチャートにも秋の気配【エアモニ】

チャート プランテック

プランテック

2023年9月27日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2023年9月18日〜9月24日プランテック調べ)では、サザンオールスターズ「Relay〜杜の詩」が1位を獲得した。

サザン2023三部作のラストを飾る同新曲は、9月2日放送のJFN系列番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」にて初解禁。その後、他番組でもラジオ先行オンエアが本格化した前週チャートにて6位に初登場すると、18日の配信リリースを迎えた今週、オンエアは一気に前週比320%に伸長し堂々首位へと上り詰めた。

調査対象となる全てのFM/AM局でオンエアを獲得しつつ、パワープレイ選出はbayfmのみと偏りなく各局バランスの取れたオンエアを積み上げている点はさすがだ。文句なしに今週最も注目された曲となった。

2位はMrs. GREEN APPLE「ANTENNA」が前週72位から急浮上した。7月リリースのアルバム「ANTENNA」表題曲となる同曲は、アルバムリリース週に164位へ浮上し、その後オンエアは落ち着きをみせていたものの前週チャートで再登場。今月16日から始まった【FIVBワールドカップ】のフジテレビ系バレーボール日本代表応援ソングに選ばれていることから、MVの公開含めプロモーションも行われてのオンエア再伸となった。日本女子代表の熱戦に感化されリクエストオンエアも多数確認されている。

3位はXG「NEW DANCE」が前週ポジションを死守した。9月度の月間パワープレイに多数局で選出されている同曲は、引き続き大量オンエアをキープ。今週新たに“文化放送プラスチューン”に選ばれるなど、オンエア局を新規開拓している点は特筆すべきだろう。今週も変わらず多数リクエストオンエアが確認され、長期的な大量オンエアによる訴求効果が表れている。

“9月の歌”オンエア納めへ、早くも十五夜&秋ソングがチャートイン

酷暑続きの夏がようやく終わりを見せ始めた今週、オンエア納めと言わんばかりに“9月の歌”が挙って伸長したほか、29日の十五夜を前にして“月ソング”が、さらには“秋ソング”が早くもチャートに顔を見せ始めた。

“9月の歌”の代表格となるアース・ウィンド&ファイアー「セプテンバー」は、前週50位から今週18位までに上昇。9月初週から4週目のチャートインながら、今期最も多い週間オンエア数となった。

他にも、RADWIMPS「セプテンバーさん」(99位→43位)、竹内 まりや「September」(75位→64位)、一風堂「すみれSeptember Love」(109位→99位)、グリーン・デイ「ウェイク・ミー・アップ・ホウェン・セプテンバー・エンズ」(120位→135位)がチャートイン。さらに、圏外ながら「せぷてんばぁ」クレイジーケンバンド、「セプテンバー・ソング」ジェイピー・クーパー、「9月の少女」バングルス、「September」原田 知世といった曲も多数番組がオンエアした。

また、絢香「三日月」(145位→64位)、エレファント・カシマシ「今宵の月のように」(120位→111位)、鬼束 ちひろ「月光」(-位→126位)などのお月見ソングが上昇。加えて、フジファブリック「赤黄色の金木犀」(92位)、ビッケブランカ「秋の香り」(99位)、クレイジーケンバンド「秋になっちゃった」(135位)といった秋ソングが今週チャートに初登場している。

日々、肌で感じられる気温の変化に合わせ、各ラジオ番組も季節の移り変わりを選曲に投影している。今週はそれが如実に表れたラジオ・オンエア・チャートとなった。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2023年9月18日〜9月24日)

1位「Relay〜杜の詩」サザンオールスターズ
2位「ANTENNA」Mrs. GREEN APPLE
3位「NEW DANCE」XG
4位「IMP.」IMP.
5位「最高到達点」SEKAI NO OWARI
6位「アングリー」ザ・ローリング・ストーンズ
7位「唱」Ado
8位「ケモノミチ」Mr.Children
9位「Mainstream」BE:FIRST
10位「Sweet Rain」WOLF HOWL HARMONY

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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