aiko全局OAで1位、LIL LEAGUE初登場2位、ヒゲダン早くも最多リクの3位、故ジェフ・ベックさん4曲イン【エアモニ】

チャート プランテック

プランテック

2023年1月18日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2023年1月9日~1月15日プランテック調べ)では、aiko「あかときリロード」が1位を獲得した。

今期ドラマ「忍者に結婚は難しい」の主題歌となる1月6日リリースの同デジタルシングル。リリースの翌週ながら今週は調査対象となる全てのFM/AMステーションでオンエアを獲得しつつ、またリクエスト数も最多と、今週最も広く注目されての堂々首位だ。特に出身地である関西エリアのFMでのオンエア数はズバ抜けて多く、なかでも馴染みの深いFM OSAKAおよびFM802では総数のおよそ4分の1となる大量オンエアを獲得している。ドラマとの相乗効果によるロングヒットにも期待したい。

2位はLIL LEAGUE from EXILE TRIBE「Hunter」が初登場した。LDHのオーディション【iCON Z 2022 ~Dreams For Children~】でグランプリを獲得した、新生6人組男性グループによる同デビューシングル。リリースに先行して開始されたラジオオンエアは日に日に伸張し、帯番組・コーナーでのプロモーション枠が中心ながらも全国区での大量オンエアを獲得するに至った。新人アーティストながら早くもリクエストが複数確認されるなど、今後の動向に注目だ。

3位はOfficial髭男dism「ホワイトノイズ」がこちらも初登場した。アニメ「東京リベンジャーズ」“聖夜決戦編”のオープニング主題歌となる同デジタルシングル。1月11日のリリースに先行して前日10日放送のJFN系列番組「SCHOOL OF LOCK!」にて初フル解禁されると、日をまたいだ瞬間より各局いっせいに挙ってオンエアを開始。結果、全体の96.8%のステーションでオンエアを獲得する注目度となった。リクエスト数もaikoと同着の最多となりさすが。この辺の状況からもロングヒットが早くも見込めそうだ。

なお、「Subtitle」(5位→45位)、「ミックスナッツ」(21位→134位)も未だ安定数のオンエアがあり、直近のシングル3曲が同時にチャートインしている点も特筆したい。

故ジェフ・ベックさん、各局・番組が哀悼し計4曲チャートイン

1月10日に急逝したジェフ・ベックさんを偲んで各局・番組が関連楽曲をオンエア、計4曲がチャートインした。エリック・クラプトン、ジミー・ペイジと並び“3大ギタリスト”と称された同氏。大物ミュージシャンとのコラボ曲のほか、ソロおよび自身のバンドではインスト曲が中心であるものの、様々な楽曲がトリビュートオンエアされた。

最もオンエアが多かったロッド・スチュワート&ジェフ・ベック名義の「ピープル・ゲット・レディ」(26位)は、ラジオでは定期的にオンエアされるロック史に輝く名バラード。全体の71%のステーションとなる広範囲のFM/AMでオンエアされた。

また、ソロ名義での「レッド・ブーツ」(65位)と「哀しみの恋人達」(70位)といったインストの名曲をオンエアした番組も多かった。それに続いたのは、後者の作曲者であるスティーヴィー・ワンダーのカバー、ベック,ボガート&アピス名義での「迷信」(119位)だ。

なお、現時点では遺作となってしまった昨年リリースのジェフ・ベック・アンド・ジョニー・デップ名義のアルバム「18」からも、チャートインはないものの複数曲がオンエア。山下達郎は自身の番組にて「高校の学園祭で演奏した思い出の曲」として1stソロアルバムから「レット・ミー・ラヴ・ユー」を紹介するなど、各パーソナリティが思い思いの曲で追悼していたことも加えておきたい。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2023年1月9日~1月15日)

1位「あかときリロード」aiko
2位「Hunter」LIL LEAGUE from EXILE TRIBE
3位「ホワイトノイズ」Official髭男dism
4位「26」カネヨリマサル
5位「笑おう」小林柊矢
6位「Farewell」Superfly
7位「La La La feat.JQ from Nulbarich」大橋トリオ
8位「僕のこと」Mrs.GREEN APPLE
9位「風になれ」羊文学
10位「第ゼロ感」10-FEET

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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