ラジオ最長ヒットのセカオワ他“2022年の曲”並ぶ/Superfly初登場1位/10-FEET再浮上2位/Ado連続30週目で3位【エアモニ】

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2023年1月11日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2022年12月26〜27日+2023年1月4〜8日プランテック調べ)では、Superfly「Farewell」が1位を獲得した。

12月28日にデジタルシングルとしてリリースされた映画『イチケイのカラス』主題歌となる同曲。ラジオ先行で12月21日放送の番組「THE NAKAJIMA HIROTO SHOW 802 RADIO MASTERS」(FM802)にて初解禁されると、FMを中心に各局がオンエアを開始。リリース週を迎えた今週、関西・福岡を中心に関東圏外のエリアでいっきにオンエアが伸長し、初登場首位を成した。1月13日に映画公開を控え、引き続き大量オンエアが期待できそうだ。

2位は10-FEET「第ゼロ感」が前週12位から再浮上した。11月9日の配信リリースと同時に関西エリア各局がいっせいにオンエアを開始し、11月7日〜11/13チャートで21位に初登場。その後も大量オンエアは続きチャートイン8週目となる今週、アルバム「コリンズ」リリース週(12月12日〜12月18日)の3位を上回る最高位を記録した。エンディング主題歌を担う映画『THE FIRST SLAM DUNK』の大ヒットも奏功してのことだろう、高い注目度を維持しており、常に多数寄せられるリクエスト数は今週最多。ロングヒットの兆しがみられる。

3位はAdo「新時代」がこちらも前週24位から大きく再浮上した。アニメ映画『ONE PIECE FILM RED』主題歌となる同曲は、6月8日の先行配信とともに広くオンエアが開始されると6月6日〜6/12チャートで49位に初登場。以降も常に大量オンエアを獲得し続け、今週で実に30週連続チャートインとなる。映画も依然として大ヒットを記録中であるなか、2022年を振り返り同曲を紹介した番組も多かったことだろう。アルバム「ウタの歌 ONE PIECE FILM RED」のリリースおよび映画公開のあった8月以来となるTOP3返り咲きとなった。

セカオワが最長ヒット、各局・番組が振り返り“2022年の代表曲”が揃う

2022年最終週と今年1週目の合算集計となった今週のチャートでは、上述のAdo「新時代」以外にも2022年を代表する楽曲/アーティストたちがズラリと並ぶ結果となった。

Official髭男dism「Subtitle」(4位→5位)は順位こそ落としたものの、10月のリリース以降、今週で12週連続でTOP10入り。同じく米津 玄師「KICK BACK」(31位→7位)も10月の配信リリース以降12週目のチャートインとなり、2022年後半リリースながら一年を代表する曲と言えよう。

そして、SEKAI NO OWARI「Habit」(104位→9位)は非連続ながら今週で合計33週目のチャートインだ。4月28日の先行配信リリースから更に先駆けてオンエアがスタートし、4月18日〜4/24チャートで46位に初登場。以降、断続的に大量オンエアは続き、2022年で最もロングヒットした曲となった。今週、最も広範囲の93.5%のステーションでオンエアを獲得していることからも、多くの番組が“2022年の代表曲”に選んだ裏付けとなっている。

この他、テイラー・スウィフト「アンチ・ヒーロー」(32位→14位)、milet×Aimer(エメ)×幾田りら「おもかげ」(-位→19位)、Official髭男dism「ミックスナッツ」(46位→21位)、Aimer(エメ)「残響散歌」(70位→24位)、Saucy Dog「現在を生きるのだ。」(77位→30位)「シンデレラボーイ」(-位→106位)、back number「アイラブユー」(116位→37位)、レディー・ガガ「ホールド・マイ・ハンド」(175位→50位)、Mrs.GREEN APPLE「ダンスホール」(-位→60位)、マカロニえんぴつ「なんでもないよ、」(-位→72位)、BE:FIRST「Bye-Good-Bye」(133位→76位)、桑田 佳祐 feat.佐野 元春,世良 公則,Char,野口 五郎「時代遅れのRock’n’Roll Band」(104位→81位)、ビヨンセ「ブレイク・マイ・ソウル」(-位→87位)、Tani Yuuki「W / X / Y」(-位→97位)などが再伸し上位に顔を揃えた。

なお、2023年初週ということで余談ながら、ヴァン・ヘイレン「ジャンプ」(30位)、幾田りら「JUMP」(60位)、酒井 法子「碧いうさぎ」(87位)、大貫 妙子「ピーターラビットと私」(146位)、忌野 清志郎「JUMP」(165位)が圏外から“飛躍”。縁起物のファレル・ウィリアムス「ハッピー」(54位)、高橋 優「福笑い」(87位)、ユニコーン「お年玉」(106位)もチャートインしている。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2022年12月26〜27日+2023年1月4〜8日)

1位「Farewell」Superfly
2位「第ゼロ感」10-FEET
3位「新時代」Ado
4位「26」カネヨリマサル
5位「Subtitle」Official髭男dism
6位「笑おう」小林柊矢
7位「KICK BACK」米津 玄師
8位「あかときリロード」aiko
9位「Habit」SEKAI NO OWARI
9位「風になれ」羊文学

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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