2022年間 USEN HIT ランキング、J-POP1位にOfficial髭男dism「ミックスナッツ」演歌/歌謡曲1位に純烈「君を奪い去りたい」

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USENは12月22日、「USEN MUSIC AWARD 2022」として同社が運営するUSEN音楽放送(USEN440、SOUND PLANET、music AirBee!、SOUND PLANET-i)におけるオンエア実績や、リスナーからのリクエストを基に独自に集計した「2022年間 USEN HIT ランキング」と、創業60周年を記念した「時代別リクエスト1位アーティスト」を発表した(集計期間:2021年11月12日~2022年11月17日)。

2022年間 USEN HIT J-POPランキングで1位に輝いたのは、4人組ピアノポップバンド、Official髭男dism「ミックスナッツ」。この楽曲は、TVアニメ「SPY×FAMILY」のオープニングテーマに起用され、アニメの盛り上がりとともに話題となった1曲。週間ランキングでは4月の配信開始と同時に急上昇を見せ、以降も常にTOP20をキープ、月間ランキングでも3度にわたり1位を獲得するなど、文句なしの年間1位となった。

2位には、今最も注目を集めるシンガーソングライター、Tani Yuukiが初登場でランクイン。「W/X/Y」はTikTokなどのSNSから人気に火が付き、Z世代を中心に多くの支持を獲得。年間を通してランキングを賑わせており、まさしく今年を代表する1曲となった。3位のAimer「残響散歌」は、一世を風靡したTVアニメ「鬼滅の刃」遊郭編のオープニングテーマで、彼女の繊細かつパワフルな歌声が魅力的なナンバー。上半期のランキングを席巻した。また、優里は2曲がTOP10にランクイン。特に「ドライフラワー」は昨年に続き、驚異のロングヒットを記録している。さらには2017年に誕生したアイドルグループ、STU48も年間J-POPランキングに初登場。バンドやシンガーソングライター、そしてアイドルなど、幅広いジャンルのアーティストが活躍した1年だった。

Official髭男dism コメント

こんなにも愛してもらえる楽曲が、自分たちのバンド人生の中で生まれたということをとても幸せに思っています。また、多くの方々の耳に届いていることに感謝の気持ちでいっぱいです。自分たちが良いと思う楽曲を作って良いライブを届けながら、これからもバンドとして活動していこうと思います。本当にありがとうございました。

2022年間 USEN HIT 演歌/歌謡曲ランキングで1位に輝いたのは、純烈「君を奪い去りたい」。許されない愛を描いたこの曲は、週間ランキングで2月のリリース以来、1位を5回記録、TOP5には合計16回ランクインし、まさに今年の演歌・歌謡界を牽引する曲となった。年内をもってメンバーの小田井涼平が卒業し、来年から岩永洋昭の加入が発表されている純烈。NHK紅白歌合戦も今年で5年連続5回目の出場が決定し、ますます人気に拍車がかかること間違いないだろう。

2位には、“演歌第7世代”として注目を集める、新浜レオン「ジェラシー~運命にKissをしよう~」がランクイン。伸びのある甘い歌声にうっとりな極上の幸せソングは、演歌・歌謡界では先駆けとなるDVDシングルリリースを果たし、新たな音楽の楽しみ方でファンをときめかせた。5位と7位には、今年いっぱいをもって歌手活動を無期限で休止し、休養することを発表している氷川きよしの「群青の弦」「甲州路」がランクインし、確固たる存在感を放った。ますます今後が見逃せない、話題に事欠かなかった2022年の演歌・歌謡界となった。

純烈 コメント

 純烈は賞をもらえるようなグループではなかったので、こうして1等賞がとれることが信じられないです。リクエストしてくださったお一人おひとりには、感謝の言葉しかありません。これからもこの賞に恥じぬよう頑張っていきたいですし、来年もV2を目指したい! 今年で卒業する小田井涼平さんにいいプレゼントができました。

2022年間 USEN HIT 洋楽ランキングで1位に輝いたのは、ザ・キッド・ラロイ×ジャスティン・ビーバー「ステイ」。オーストラリア・シドニー出身の19歳、ザ・キッド・ラロイが日本でも大人気のジャスティン・ビーバーを迎えて制作した楽曲。2021年7月のリリース作品で昨年の年間ランキングでも3位にランクインしていたこの曲は、週間ランキング1位に累計12回も輝くなど驚異のロングヒットを続け、見事に今年の年間1位を獲得した。

 2位には世界の歌姫=アデルの約6年ぶりとなった新曲「イージー・オン・ミー」がランクイン。来年2023年に開催される第65回グラミー賞には主要3部門を含む計7部門にノミネートされており、今回は何部門を獲得するのか注目だ。3位以降には、TOP10圏内にエド・シーランが2曲ランクインしているほか、ハリー・スタイルズ、リゾ、カミラ・カベロなど人気アーティストが名を連ね、映画『トップガン マーヴェリック』との相乗効果でヒットを記録したワンリパブリックやTikTokから火が付いたニッキー・ユーア、デイジーなど、華やかな2022年の洋楽シーンだった。

また、USEN60周年記念としてUSEN創業以降の「昭和・平成・令和」それぞれの時代を象徴する大きな輝きを放つ楽曲をリリース、そしてリクエストという形で多くの人々に求められ親しまれたアーティストを「時代別リクエスト1位アーティスト」として発表。

「昭和 リクエスト累計 1位」には 中森明菜が輝いた。 1982年(昭和57年)「スローモーション」でデビュー以降、「少女A」「禁区」「飾りじゃないのよ涙は」「ミ・アモーレ」「DESIRE -情熱-」などヒット曲を連発し、アイドルといったカテゴリに収まらない確かな歌唱力で圧倒的な人気を博しました。まさに「不世出の歌姫」といっても過言ではないだろう。

「平成 リクエスト累計 1位」は 安室奈美恵。 1995年(平成7年)の小室哲哉プロデュースを受けた「Body Feels EXIT」を皮切りに、「Chase the Chance」での初ミリオンセラー記録以降、「Don’t wanna cry」などでミリオン記録を連発。楽曲のみならず、ファッションスタイルに憧れる若者を中心に「アムラー・ブーム」を巻き起こし社会現象化した。

「令和 リクエスト累計 1位」 は乃木坂46。 2011年(平成23年)デビュー。グループ内に自分の「推し」を見つけてアーティストを応援することが定着した時代に、生駒里奈、西野七瀬、白石麻衣、齋藤飛鳥など絶対的なセンターの影響力も相まって、令和になってもなお、乃木坂46から発信されるメッセージ色の高い楽曲は多くの人から支持されている。

なお、 動画アプリTikTokにて、ハラミちゃん、松浦航大、Chego、うじたまい、MINAの人気クリエイター5名が、USEN MUSIC AWARD 2022の「2022年間 USEN HIT J-POPランキング」の受賞楽曲TOP5と、「時代別リクエスト1位アーティスト」を動画で紹介している。

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