オリコン2022年年間デジタルアルバム、Ado「ウタの歌 ONE PIECE FILM RED」女性ソロ初の1位獲得

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Ado「ウタの歌 ONE PIECE FILM RED」©尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

12月22日午前4時発表の「オリコン年間ランキング2022」「作品別売上数部門」の「デジタルアルバムランキング」では、Ado(アド)の「ウタの歌 ONE PIECE FILM RED」(ウタのうた ワンピース フィルム レッド)が期間内DL数10.8万DL(108,337DL)で1位を獲得。女性ソロアーティストによる年間デジタルアルバムランキング1位は史上初となった。

Adoは、今年6月に発表した「オリコン上半期ランキング2022」において、1月に配信開始した「狂言」が「作品別売上数部門」デジタルアルバムランキング1位を獲得。上半期に続き、年間でもAdoがデジタルアルバム1位となった。なおAdoにとって、年間ランキングの「作品別売上数部門」主要10部門では自身初の1位獲得となる。

本作は、2022年11月7日付で累積10万DLを達成。今年度【※2】期間内DL数10万DLを超えたのは、本作「ウタの歌 ONE PIECE FILM RED」のみとなる。

本作は、劇場版『ONE PIECE FILM RED』の主題歌「新時代」や劇中歌を収録。映画の中ではAdoが登場人物の歌姫・ウタの歌唱パートを担当している。2022年8月22日付「週間デジタルアルバムランキング」に1位で初登場した本作は、9月12日付まで4週連続1位に。以降も2度の1位返り咲きを果たし、通算7週で1位を獲得した。現在も好順位をキープしており、初登場の2022年8月22日付から最新12月19日付まで18週連続TOP5入りとなっている。

本作の収録曲「新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」は「週間デジタルシングル(単曲)ランキング」で通算7週の1位、「週間ストリーミングランキング」で通算9週の1位を獲得。うち8月22日付から9月12日付までは本作「ウタの歌 ONE PIECE FILM RED」も「週間デジタルアルバムランキング」1位を獲得し、オリコン史上初となる4週連続デジタルランキング3冠も果たした。

なお、「オリコン年間ランキング 2022作品別売上数部門」の「デジタルアルバムランキング」2位には、Adoの「狂言」がランクイン。Adoの作品が1、2位独占。同ランキングの1位、2位独占は2017年のMr.Children以来、5年ぶり、史上2組目。ソロアーティストでは史上初の達成となった。

そのほか、「オリコン年間ランキング2022作品別売上数部門」の「デジタルアルバムランキング」の3位には、2021年12月1日に配信開始したYOASOBI「THE BOOK 2」がランクインした。本作は、「週間デジタルアルバムランキング」に初登場した2021年12月13日付から2022年12月19日付現在まで54週連続TOP30入りを記録している。

オリコン調べ(oricon.co.jp)集計期間:2021年12月27日付〜2022年12月19日付 ※実質集計期間:2021年12月13日〜2022年12月11日

Adoコメント

Q1. Adoさんの「ウタの歌 ONE PIECE FILM RED」が、「オリコン年間ランキング2022」において「作品別売上数部門」の「デジタルアルバムランキング」で自身初の1位を獲得されました。受賞の感想をお聞かせください。

上半期のデジタルアルバムランキングに続いて、年間でも1位を頂いてしまっていいのかという思いです。
しかも、女性ソロアーティストの年間デジタルアルバムランキング1位は史上初とのことで、「なんともすごいことか」という言葉に尽きます。
本当にありがたいですし、こんなにたくさんの皆様が聴いてくださっているのだな、という気持ちでいっぱいです。
難しい曲が多い中、ちょっと涙ぐみながら録音していた時もあったので過去の自分にタイムスリップして「よかったな、あんたの苦労報われているよ」と言ってあげたいなと思うくらい、本当に嬉しいです。
本当に、ありがとうございます。

Q2. 本作には、様々なアーティストの方々が楽曲提供した、劇場版『ONE PIECE FILM RED』の主題歌や劇中歌が収められています。作品やキャラクターを通して楽曲を歌うという新たな挑戦についていかがだったでしょうか?

私の歌声がキャラクターの歌声になるという経験は初めてだったので、自分の人生の中でも新たな挑戦でした。
Adoだったらこう歌う、ウタだったらこう歌う、など歌い方は全然違う部分もあったので、難しいところもあれば、中には感情として親近感がわく部分もありました。“歌姫ウタ”とAdoの性格は全然違う部分があるなと思っているのですが一致している部分もあったので、歌っていて楽しかったり、一緒に悲しくなったり、ウタの人生を歌うっていうのは本当に貴重な経験だったなと思いますし、本当に素晴らしいことだったなと一貫して思います。

Q3. 4月には自身初のライブ開催、現在も全国ツアーを開催中、とアクティブな一年だったかと存じますが、2022年はどんな年だったでしょうか。また、漢字一文字で表すと?

漢字一文字は「大」ですかね。大の字の大。大好きの大。大丈夫の大。なんでもいいんですけど(笑)
1月にリリースした「狂言」をはじめ、4月にライブをして、8月にウタちゃんが大活躍して、アルバム「ウタの歌 ONE PIECE FILM RED」がリリースされて、映画も公開されて、そして私も2ndライブとしてさいたまスーパーアリーナという一番の大きな夢をかなえられて、椎名林檎さんに楽曲提供もして頂けて、ツアーが始まって…。どれだけあるのってくらい、ひとつひとつが2022年の始めから終わりまで、私の人生の中でも、Adoを応援してくださっている皆様や歌を聴いてくださっている皆様にとっても、「Adoちゃんって大きいことしているな」とか「すごいことしてるな」みたいな、“すごい”って思ったことがいっぱいあったと思います。
大きな年だったなと思ったので、「大」にしました。

Q4. 来年2023年の意気込みや、作品を聴いてくださっている皆さんへ一言。

来年は歌以外のことも、より一層力をいれていきたいなと思います。
この気持ちは今年もあり、ライブをしたり、初音ミクさんと一緒に歌ったりなど色んなことをやってきたと思います。
来年2023年はもっと歌以外の、例えば作詞・作曲や、ライブも本格的にツアーが始まりましたので、実際に皆さんがAdoを目にした時のパフォーマンスの面でもっと力を入れたいなとか、キレのある動きをしたいなとかライブでこうやって皆様を楽しませたいなとか。

あとはもうちょっと精神的に落ち着きたいなと思いましたね。
来年は、より年齢に合うような大人の自分になれているといいなと思いますね。

歌はもっともっといろんな歌を歌っていきたいと思っていますし、もっと皆さんを驚かせられるようなこと、もっと皆さんに感動して頂けるような歌をたくさん歌っていきますし、色んなことをしていきますので、これからも楽しみにしてくださるとすごく嬉しいです。
来年もよろしくお願い致します。

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