Da-iCE発売3ヶ月で1位へ、TREASURE急浮上2位、King Gnu最多リクの3位、時事ネタ豊富で多彩なチャートに【エアモニ】

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2022年12月7日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2022年11月28日〜12月4日プランテック調べ)では、Da-iCE「スターマイン」が1位を獲得した。

今年8月22日の配信リリースながら、現在もSNSを中心に話題を集めている同曲。リリース同日にオンエアが解禁されると同週8月22日〜8/28チャートで62位に初登場し、その後、チャートイン/アウトを繰り返す中、10月後半から再びオンエアが伸長。10月24日〜10/30チャートで5位に再々登場すると、翌週再び圏外へと下降するも前週39位に再々再登場。そしてTikTok楽曲再生数が3億回を突破するニュースが伝えられた今週、オンエアは急伸し首位へと上り詰めた。

調査対象局のおよそ半数54.8%でのオンエア獲得であり、帯番組・コーナーといった定期枠での局地的オンエアも多く見られたなか、東名阪エリアで1位を獲得。主要エリアに属する特定局において積み上げた大量オンエアを基盤に、今週最も多くのオンエアを獲得したかっこうだ。ロングスパンに渡る要所要所でのプロモーションにより、より広い層へと訴求し得るか、今年を総括した選曲が増えてくる年末に向けてその動向に注目だ。

2位はTREASURE「HELLO」が前週164位から急浮上した。YG ENTERTAINMENT所属のボーイズグループが11月30日にリリースしたジャパンミニアルバム「THE SECOND STEP:CHAPTER TWO」からの同リード曲。10月4日の世界配信開始とともにFMを中心にオンエアが開始されると、少数ながら一定数のオンエアを獲得し続け前週チャートで初登場。今週、日本エディションの発売週を迎えオンエアが急伸した。こちらもbayfm、FM FUJI、interfm、Love FMでのオンエアが全体の65%を占めるといった特定局における大量オンエアが確認されており、今後の波及に期待したい。

3位はKing Gnu「Stardom」が前週2位からのダウンだ。11月17日の先行配信とともに前々週チャートで7位に初登場以降、3週連続で大量オンエアをキープしている同曲。CDリリースを迎えた今週はオンエア数こそ減じたものの、オンエア獲得ステーション率は伸長し、今週最高値となる96.8%の局での広範囲オンエアを獲得。最も広く注目された楽曲となった。また、W杯で熱狂するなか“2022 NHKサッカーテーマ”曲に選ばれていることも後押ししたことだろう、リクエストオンエアが今週ダントツの最多であったことも特筆したい。

訃報・復活・W杯・冬到来…様々な出来事で過去の名曲がオンエア伸長

カタールで行われているW杯に日本中が熱狂した今週、他にも様々な出来事があったなか本格的に冬が到来したこともあり、各々関連する多数の名曲達が顔を揃えるチャートとなった。

19位に急浮上したアイリーン・キャラ「フラッシュ・ダンス〜ホワット・ア・フィーリング」は、前週末に突如報じられた訃報によるもの。リスナーからも多くのリクエストが寄せられ哀悼オンエアが相次いだ。同じく代表曲「フェーム」も119位に同時チャートインした。

30位には、2014年リリースの日本サッカー協会公認サッカー日本代表応援ソングであるウカスカジー「勝利の笑みを 君と」が前週52位から更に浮上。サムライブルーへの応援にオンエアが伸長した。

20年ぶりの復活が発表されたブラック・ビスケッツからは、テレビ番組「日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2022」でも披露された代表曲「Timing」が44位にチャートイン。FM/AMともに広くオンエアされた。

Netflixドラマ「First Love 初恋」の配信開始にあわせ、ストーリーの元となった宇多田 ヒカルの「First Love」「初恋」がそれぞれ44位、152位にチャートイン。前者は7割以上のFM局でオンエアされ、上位入りの新曲群に匹敵する注目度となった。

55位にはアース・ウィンド&ファイアー「ディセンバー」が初登場。厳密には“過去曲”ではないものの、名曲「セプテンバー」のクリスマスver.ということでオンエアが急伸した。この他、本格的な冬の到来により広瀬 香美「ロマンスの神様」(63位)、槇原 敬之「冬がはじまるよ」(67位)、スキマスイッチ「冬の口笛」(88位)が急浮上。さらには山下 達郎「クリスマス・イブ」(70位)、AI「ハピネス」(76位)、竹内 まりや「すてきなホリデイ」(97位)、マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」(102位)といったクリスマスソングも早くも浮上している。この辺は次週以降さらに攻勢を強めるだろう。チャートもより彩り豊かなものとなりそうだ。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2022年11月28日〜2022年12月4日)

1位「スターマイン」Da-iCE
2位「HELLO」TREASURE
3位「Stardom」King Gnu
4位「Upon You」Bialystocks
4位「Subtitle」Official髭男dism
6位「ひたむき」SUPER BEAVER
6位「なぎさホテル」桑田 佳祐
8位「Paradigm」ATEEZ
9位「JUMP」幾田りら
10位「アンチ・ヒーロー」テイラー・スウィフト

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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