King Gnu新曲が1位へ、早くもX’masソング急伸で2位のエド・シーラン＆エルトン・ジョンほか新曲群も善戦【エアモニ】

2021年12月22日 17:49

2021年12月22日発表のラジオ・オンエアチャート（集計期間：2021年12月13日〜2021年12月19日プランテック調べ）では、King Gnu「一途」が1位を獲得した。

アニメ映画『劇場版呪術廻戦 0』主題歌として書き下ろされた同曲は、12月10日の配信リリースとともに解禁されるとFMを中心に各局がオンエアを開始し、わずか3日間の集計期間ながら前週20位にてチャートデビュー。オンエアはさらに過熱し、丸々一週間の集計を経た今週、堂々首位に輝いた。映画公開を24日に、さらにシングルリリースを29日に控えるなか早くも多数のリクエストが集まっており、今後さらなるオンエア増加が見込めそうだ。

2位はエド・シーラン & エルトン・ジョン「メリー・クリスマス」が前週4位から上昇した。エド・シーラン初のクリスマス・ソングで、こちらも初となるエルトン・ジョンとのコラボレーションシングル。配信リリースされた当日12月3日の初オンエアから少しずつ広がりを見せ、11月29日〜12月5日チャートで48位に初登場。その翌週である前週よりオンエアがいっきに急伸したかっこうだ。

今年もコロナ禍で過ごすことになる世界に向けた温かな歌詞、そしてクリスマス・ソング特有の高揚感も相まってラジオ鳴りが良く、広い範囲でのオンエアを獲得。解禁以降、リスナーからのリクエストも安定して集まっていることも踏まえ、新たな定番ソングとして来年以降も受け継がれることを期待したい。

3位はWurtS「サンタガール feat.にしな」が前週1位からダウンした。12月1日リリースの1stアルバム「ワンス・アポン・ア・リバイバル」からの同曲は、多数局での月間パワープレイ選出により引き続き大量オンエアを獲得中。同収録の「NERVEs」（20位→23位）も変わらず上位チャートインを維持している。リクエストも両曲ともに安定数集めていることから、今作で認知度をあげたことは確実だろう。来年ブレイクなるか、今後の動向に注目だ。

クリスマス週を前に早くも名曲2曲がTOP10入り、新たなX’masソングたちも善戦

季節が変わる毎に新旧の名曲たちが彩を魅せるラジオチャートだが、今年もウィンターソング／クリスマスソングの季節が到来。5位へ浮上したマライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」、6位浮上の山下達郎「クリスマス・イブ」がそれぞれ9割を超えるステーションでのオンエアを獲得した他、歴代の名曲がクリスマス週を前に浮上を始めた。上述のエド・シーラン & エルトン・ジョンによる新曲でも歌われるように、不安材料を少し忘れてクリスマスを楽しみたいと願うリスナーも多いことだろう。いずれの曲にも多数のリクエストが寄せられている。

また、今年はTOP3入りしているエド・シーラン & エルトン・ジョン、WurtSの他、ジミー・ファロン feat. アリアナ・グランデ＆ミーガン・ジー・スタリオン「イット・ワズ・ア…（マスクド・クリスマス）」（149位→12位）、ノラ・ジョーンズ「クリスマス・コーリング」（57位→29位）、鈴木鈴木「ホワイトキス」（149位→45位）、マライア・キャリー「フォール・イン・ラヴ・アット・クリスマス feat. カリード＆カーク・フランクリン」（－位→61位）…といった新曲群が善戦しているのも特筆しておきたい。上位チャートインの定番曲は以下の通り。

back number「クリスマスソング」（45位→15位）、BoA「メリクリ」（105位→19位）、ワム！「ラスト・クリスマス」（40位→19位）、クリス・レア「ドライビング・フォー・クリスマス」（132位→21位）、竹内まりや「すてきなホリデイ」（60位→23位）、松任谷由実「恋人がサンタクロース」（81位→27位）、B’z「いつかのメリークリスマス」（105位→41位）、ジョン・レノン「ハッピー・クリスマス（戦争は終った）」（47位→41位）、レミオロメン「粉雪」（－位→48位）

RADIO ON AIR DATA

（集計期間：2021年12月13日〜2021年12月19日）

1位「一途」King Gnu
2位「メリー・クリスマス」エド・シーラン & エルトン・ジョン
3位「サンタガール feat.にしな」WurtS
4位「Butter」BTS
5位「恋人たちのクリスマス」マライア・キャリー
6位「クリスマス・イブ」山下達郎
7位「新呼吸」三浦大知
8位「君に夢中」宇多田ヒカル
9位「残響散歌」Aimer（エメ）
10位「プラトー」サカナクション