米津玄師がV2、Kroi確かな波及で僅差の2位、BTS計4曲チャートイン、藤井風ロングOAでTOP5返り咲き【エアモニ】

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2021年6月23日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2021年6月14日〜2021年6月20日プランテック調べ)では、米津 玄師「Pale Blue」が1位を獲得した。

ドラマ「リコカツ」主題歌として書き下ろされた同曲は、今週も9割越えとなるオンエア獲得ステーション率の広範囲におよぶ大量オンエアを獲得し、堂々2連覇となった。16日のシングルリースおよび18日にドラマ最終話を迎えた週とあり、リスナーからのニーズも高くリクエスト数は前週から倍増。さすがの注目度をみせつつ、セールスにもしっかり結び付いたようだ。

2位もKroi「Balmy Life」が前週に続き同ポジションを死守した。多数局で6月度のパワープレイに選出されている同曲だが、週を追う毎にそのオンエア範囲を広げており、前週5割だったオンエア獲得ステーション率はついに8割越え(ちなみに下位のBTSと同率)。1位の米津 玄師とわずか1回差のオンエアを獲得し僅差での2位だ。今週も引き続き安定数のリクエストを集めるなど確かな波及が見て取れる。23日リリースのメジャー1stアルバム「LENS」への反応も期待したい。

3位はBTS「Butter」が前週4位から上昇した。同曲自体のオンエア数は前週から減ったものの、ベストアルバム「BTS, THE BEST」の16日リリースを受けて収録曲のオンエアが急増。TOP200圏内には「Dynamite」(81位→10位)、「Film out」(-位→92位)、「Stay Gold」(-位→167位)とあわせて計4曲が同時チャートインした。

なかでも「Dynamite」は昨年8月17日〜8月23日チャートで初登場して以来、43週連続チャートインという驚異的な長期オンエアを獲得してのTOP10返り咲きであり、その破竹の勢いがラジオオンエアにも色濃く反映されている。ちなみに、別調査となるCS音楽チャンネルでのオンエアも今週は凄まじかった。

藤井 風「きらり」がTOP5返り咲き、バースデー&タイアップCM効果か

藤井 風のHonda「All-New VEZEL e:HEV」CM書き下ろしソング「きらり」のオンエアが今週再燃し、前週16位から5位へと再浮上した。同曲はデジタル配信に伴いオンエア解禁されると、5月3日〜5月9日チャートで1位に初登場。その後、2位→2位→5位→5位→16位→5位といったチャートアクションを経てTOP5返り咲きとなった。

長期オンエアの要因としてまずは、オンエア解禁以来、毎週多数のリクエストを継続して集めていることがある。そんな中、今週14日に迎えた自身24歳の誕生日にあわせてSNSを更新した事が話題となっており、特に同日、多くのリクエストが集まったことからもバースデーアニバーサリーによる影響があると思われる。

また、20日に父の日を迎えたこともあってか、同曲が印象的に使用されたVEZEL CMの投下量が再び急増したことも再注目の背景にあるのだろう。注目されるきっかけが多角的であることから藤井 風の影響力の大きさが窺える。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2021年6月14日〜2021年6月20日)

1位「Pale Blue」米津 玄師
2位「Balmy Life」Kroi
3位「Butter」BTS
4位「又三郎」ヨルシカ
5位「きらり」藤井 風
6位「PINK BLOOD」宇多田 ヒカル
7位「キス・ミー・モア feat. シザ」ドージャ・キャット
8位「PARADISE」TENDRE
9位「夏の奇跡」KALMA
10位「Dynamite」BTS

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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