神はサイコロを振らない初の首位/ビッケブランカ最多リクエストで4位、いずれも本格的ブレイクの兆しか【エアモニ】

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2021年3月24日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2021年3月15日〜2021年3月21日プランテック調べ)では、神はサイコロを振らない「未来永劫」が1位を獲得した。

3月17日にリリースしたメジャー1stシングル「エーテルの正体」より、アニメ「ワールドトリガー」2ndシーズンエンディングテーマとなる同曲。1月22日の先行配信以降、少数ながら毎週オンエアがあったなか、3月に入ると多数局でのパワープレイ選出によりオンエアが急伸。3月1日〜7日チャートで3位に初登場すると、翌週4位、そしてリリース週を迎えた今週、遂に自身初のエアモニチャート首位獲得に至った。

特に関西エリアでの大量オンエアが目立ち、同エリアではAMチャートでも1位だ。若干地方寄りではあるものの全国広範囲でのオンエアを獲得しつつ、チャートイン以降、安定したリクエスト数があることも特筆すべきだろう。セールスにもしっかり結びついた様子。より一般層を取り込んだ本格的なブレイクスルーも近そうだ。

2位は宇多田 ヒカル「One Last Kiss」が前週1位からのダウン。映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』テーマソングとしても話題の同曲だけに、収録EP「One Last Kiss」のリリース翌週にも拘わらず依然として大量オンエアをキープしている点はさすがだ。FM/AMともに広く、調査対象9割超えの局でオンエアされており、オンエア獲得ステーション数では今週も最多となった。

3位はコナン・グレイ「オーヴァードライヴ」が死守した。オンエアの大半がFM FUJI、FM802、α-STATION、cross fm、AIR-G’で選出されているパワープレイによるものと、偏りがあるものの、FM NACK5を除く調査対象全FMステーションで少数ずつのオンエアを積み上げ、オンエア獲得ステーション数は前週から24%増となる広がりをみせた。次週以降、各局でオンエア数が増えれば尚良し、訴求の効果指標となるリクエストも集められるか注目だ。

ビッケブランカ、新シングルがリクエスト最多で4位へ急上昇

ビッケブランカが3月17日にリリースしたニューシングル「ポニーテイル」が、前週21位から4位へと急浮上した。2月9日にオンエア解禁され同週2月8日〜14日チャートで41位に初登場して以降、18位→26位→23位→21位と安定したオンエア数をおよそ1か月キープ。そしてリリース週を迎えた今週、オンエアが加熱しTOP5入りとなった。

特筆すべきは毎週リクエストを安定数集めている点だ。これまでもラジオ露出は多く、リスナー層に一定の支持基盤があったビッケブランカだが、今回のシングルではオンエア解禁週より各局・番組へのゲスト/コメント出演を積極的に行ってきたことも奏功し、リリース週を迎えるとリクエスト数は前週より倍増。今週最多数が集まった。もちろん、シーズナルなミドルバラードである楽曲自体の魅力もあってのことだろう。ビッケブランカも今年、本格的なブレイクスルーが期待できそうだ。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2021年3月8日〜2021年3月14日)

1位「未来永劫」神はサイコロを振らない
2位「One Last Kiss」宇多田 ヒカル
3位「オーヴァードライヴ」コナン・グレイ
4位「ポニーテイル」ビッケブランカ
5位「リーヴ・ザ・ドア・オープン」ブルーノ・マーズ、アンダーソン・パーク&シルク・ソニック
6位「桜が降る夜は」あいみょん
7位「魔法」Myuk
8位「ホールド・オン」ジャスティン・ビーバー
9位「旅路」藤井 風
10位「listen to the radio」マカロニえんぴつ

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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