実力派のyukaDD(;´∀`)が1位初登場、藤井風AL曲が急伸、K-POPの躍進で“洋楽人気再燃”に繋がるか?【エアモニ】

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2020年9月9日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2020年8月31日〜2020年9月6日プランテック調べ)では、yukaDD(;´∀`)「Only Have Love For You」が初登場1位を獲得した。

音楽プロデューサー、Jin Nakamura開催のオーディションで発掘された実力派女性シンガーによるメジャー3rdデジタル・シングル。リリース当日の8月28日にFM NORTH WAVEで初オンエアがみられると、週明け31日より一気に加速し首位デビューを飾った。

関東エリアではオンエア局に若干偏りがあるものの、他エリアでは広い範囲でのオンエアを獲得。“幼少期には演歌の道を目指した”という逸話が奏功したかは不明だが、洋楽志向のサウンドにも関わらずAMでのオンエアも少数ながら確認されている。ダンスをもこなす日本人離れした実力派女性シンガーは久しぶり。今後の動向にも注目だ。

2位は藤井風「帰ろう」が先週103位から急上昇した。5月にリリースした1stアルバム「HELP EVER HURT NEVER」からの曲ながら、同ミュージックビデオの9月4日公開に向けて関東以外のエリア中心にオンエアが急増。リクエストも多数集めるなどの注目を集め、6月以来となる再チャートインを果たした。10月開催の初の日本武道館公演に向け、藤井風への注目度が加熱しそうだ。

3位はあいみょん「朝陽」が死守した。8月21日配信の新曲であり、9月9日リリースのニューアルバム「おいしいパスタがあると聞いて」収録曲。同アルバムからはこの他、最終回を迎えたドラマ「私の家政夫ナギサさん」の主題歌「裸の心」が先週48位から15位へと再浮上しており、ドラマの人気も相まってこちらも相変わらずリクエストが多い。同じく「空の青さを知る人よ」も圏外から179位へ上昇するなど、リリース週となる次週のチャートアクションも期待できそうだ。

BTS(防弾少年団)とBLACKPINKが急伸、K-POP大躍進で“洋楽人気の再燃”なるか?

今週のラジオチャートは邦洋の新鋭/ベテラン勢が同居するなか、欧米を席巻中の人気K-POPアーティストが上位に絡むチャートアクションがみられた。

先週9位から4位へ上昇したBTS(防弾少年団)「Dynamite」は、全米Billboardソングチャート“HOT100”において韓国アーティスト初となる1位獲得が大きく報じられた最新曲。日本のラジオでも常に一定数オンエアがある彼らだが、今回は同話題も奏功し3位とのオンエア数はわずか2回にせまる勢いをみせた。

また、7位に初登場したBLACKPINK「Ice Cream(with Selena Gomez)」は、28日にこちらも全世界同時配信された楽曲。日本でも若い女性達を中心に支持される彼女たちだが、今回TOP10発進の快挙を果たしている。

両アーティスト共に既に日本でも熱狂的なファン層を獲得しているが、昨今の欧米同様、その人気爆発で大衆的な存在になる日が近いかもしれない。それと同時に期待したいのは、日本における洋楽人気の再燃だ。彼らの世界標準の音楽が日本でも一般的に受け入れられるとなると、洋楽に興味を持つリスナーも増えることだろう。いずれにせよK-POP勢の活躍でチャートがよりバラエティ豊かとなり、日本の音楽シーンがより活性化されることを願う。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2020年8月31日〜2020年9月6日)

1位「Only Have Love For You」yukaDD(;´∀`)
2位「帰ろう」藤井風
3位「朝陽」あいみょん
4位「Dynamite」BTS(防弾少年団)
5位「感電」米津玄師
6位「スマイル」ケイティ・ペリー
7位「Ice Cream(with Selena Gomez)」BLACKPINK
8位「Time Warp」Perfume
9位「セプテンバー」アース・ウィンド&ファイアー
10位「きらきらにひかる」いきものがかり

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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