Billboard JAPAN HOT ALBUMS(8/17付)、米津玄師「STRAY SHEEP」が歴代2位の週間総合ポイントを記録して堂々の総合1位

チャート ビルボード

米津玄師「STRAY SHEEP」

2020年8月17日付(集計期間:2020年8月3日〜8月9日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”で、米津玄師の「STRAY SHEEP」が総合首位を獲得した。

米津玄師にとって通算5枚目のオリジナル・アルバム「STRAY SHEEP」は、前作から約2年半ぶりにリリースされた。CDセールスは当週881,576枚を売り上げており、これはソロ・アーティストでは、Billboard JAPANがCDアルバム売上の集計を開始した2008年以降、2017年11月に発売された安室奈美恵のオールタイム・ベスト「Finally」が記録した最多初週累計1,039,484枚に次ぐ多さとなる。また、ダウンロード数は105,263DLで、こちらは集計史上最多の週間ダウンロード数を記録。ルックアップも1位を記録し、2位に圧倒的な差をつけて総合アルバム首位となった。

そして「STRAY SHEEP」が当週記録した総合ポイントは、2019年7月8日に嵐の「5×20 All the BEST!! 1999-2019」が初週で記録した週間総合ポイント歴代1位の記録に次ぐ歴代2位である。よって、ソロ・アーティストでは歴代1位の週間総合ポイントを記録したことになる。ちなみに、歴代3位は2017年11月20日付に初週となった安室奈美恵の「Finally」が記録しており、「5×20 All the BEST!! 1999-2019」と「Finally」はともに初週でデジタル解禁はなかった。

総合2位には、ずっと真夜中でいいのに。の「朗らかな皮膚とて不服」が初登場でチャートイン。CDセールスは当週27,656枚を売り上げて2位で、ダウンロード数も4,631DLで2位を記録。ルックアップでは6位を記録しており、「STRAY SHEEP」には及ばなかったものの、バランスよくポイントを積み上げた。総合3位には、前週の本チャートで首位を獲得したヨルシカの「盗作」がチャートイン。CDセールス8位、ダウンロード3位、ルックアップ14位という結果だ。

当週トップ10に初登場したのは、総合8位の声優10周年イヤーとなる東山奈央のキャラクターソング・ベスト・アルバム「Special Thanks!」と、総合9位のEMPiREのミニ・アルバム「SUPER COOL EP」の2作品となった。

また、Official髭男dismの「Traveler」が前週10位から当週は5位に上昇。そして、米津玄師の「BOOTLEG」は前週25位から当週12位に上昇している。Official髭男dismは8月5日に「HELLO EP」、米津玄師は前述のとおり「STRAY SHEEP」をリリースしており、新作のリリースによって過去作が上昇するというチャート変動が起こっている。新作のリリースによって新規リスナーが過去作を掘るという行動がよく見える結果となった。

【HOT ALBUMS】トップ10

1位「STRAY SHEEP」米津玄師
2位「朗らかな皮膚とて不服」ずっと真夜中でいいのに。
3位「盗作」ヨルシカ
4位「MAN WITH A “BEST” MISSION」MAN WITH A MISSION
5位「Traveler」Official髭男dism
6位「LIVE: live」AK-69
7位「MAP OF THE SOUL:7 〜 THE JOURNEY 〜」BTS
8位「Special Thanks!」東山奈央
9位「SUPER COOL EP」EMPiRE
10位「Make you happy」NiziU

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