米津が1位奪還、次週ヒゲダンとの首位争い必至/sumika“ブレイク”の兆しか!? リクエスト数に注目【エアモニ】

チャート プランテック

プランテック

2020年8月5日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2020年7月27日~2020年8月2日プランテック調べ)では、米津玄師「感電」が1位を奪還した。

既に大きな話題となっているニューアルバム「STRAY SHEEP」のリリースを次週に控え、見事首位に返り咲いた同曲。7月6日~12日チャートで1位に初登場して以来、今週も漏れなく最多リクエストを集めており、主題歌に起用された人気ドラマ「MIU404」とのタイアップ効果も奏功したと予想される。“米津玄師書き下ろし”が相乗ヒットを生むタイアップ神話は今作でも裏付けられた。

また、「Lemon」が先週圏外から81位へ再浮上している他、自身で1か月間DJを務めるJFN系列「Monthly Artist File -THE VOICE-」にて解禁された野田洋次郎(RADWIMPS)とのコラボ曲など、同アルバム収録曲の次週オンエア数も期待できるだろう。ちなみに今週13位には、Apple Musicで限定配信されているRADWIMPS「夏のせい」が先週55位から急上昇した。次週は米津、RADWIMPS、両者のコラボ曲の同時チャートインの可能性も見える。

2位はOfficial髭男dism「HELLO」が9位から上昇した。8月5日リリースのニューEP「HELLO EP」から、同時TOP10入りした「Laughter」(3位→8位)に代わりオンエアを伸ばしたかっこうだ。こちらもリリースを次週に控えた状態であり、JFN系列「COUNTDOWN JAPAN」やFM802「ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-」への電話/オンラインゲスト出演も印象的だった。リクエスト数も米津玄師「感電」に迫る数を集めているため、ともに新譜リリース週となる次週チャートではどちらに軍配が上がるか注目だ。

3位はMORISAKI WIN(森崎ウィン)「パレード – PARADE」が先週1位からのダウン。俳優としても活躍する森崎ウィンのメジャーデビューシングルとあり、多数局がパワープレイに選出する注目度のなか7月いっぱい大量オンエアが続いた同曲。6月29日~7月5日チャートで2位発進後、7月20日~26日チャートでは1位を獲得。チャートイン以来、常にTOP3をキープした。こちらも8月19日に1st ep「PARADE」リリースを控えており、今後の動向にも期待したい。

sumika“ブレイク”の兆しか!? ビッグネームに次ぐリクエスト数集まる

今週、sumikaの新曲「絶叫セレナーデ」が先週27位から12位へと浮上した。注目すべきはリスナーから同曲へ寄せられたリクエストの数だ。「SCHOOL OF LOCK!」をはじめ番組へのゲスト/コメント出演が散見されたこともあるが、そのリクエスト数は今週、米津玄師、Official髭男dism、あいみょん(「裸の心」30位)に次ぐ数字となっている。

特にOfficial髭男dism、あいみょんはメジャーデビュー前からラジオプロモーションを積極的に行ない、いち早くラジオリスナーから愛されたアーティストだが、この2者に限らず、ブレイク前のアーティストは作品を追うごとにリクエスト数の増加推移がみられる。sumikaにもこれに似た動向がみられつつあるのだ。

7月29日配信リリースの同曲は映画『ぐらんぶる』の主題歌であり、同挿入歌となる「唯風と太陽」も今週61位に初登場した。後者は映画公開日でもある次週8月7日に配信リリースされる。映画が大ヒットとなれば、それも助力し今シングルでのブレイクスルーの可能性もあるだろう。この夏のsumikaの動向に注目だ。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2020年7月27日~2020年8月2日)

1位「感電」米津玄師
2位「HELLO」Official髭男dism
3位「パレード – PARADE」MORISAKI WIN(森崎ウィン)
4位「ノーバディーズ・ラヴ」マルーン5
5位「盗作」ヨルシカ
6位「溶けない」マカロニえんぴつ
7位「環境と心理」METAFIVE
8位「Laughter」Official髭男dism
9位「カーディガン」テイラー・スウィフト
10位「スマイル」ケイティ・ペリー

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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