注目の新星ハンブレッダーズが1位、ミスチル/ドリカム/aiko新曲が混戦のなか“大橋トリオ”大躍進【エアモニ】

チャート プランテック

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2020年2月26日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2020年2月17日〜2020年2月23日プランテック調べ)では、ハンブレッダーズ「ユースレスマシン」が1位を獲得した。

“ネバーエンディング思春期”を掲げる大阪在住ロックバンドによる、2月19日リリースの1stフルアルバム「ユースレスマシン」タイトル曲。1月30日にFM802で解禁されると同週140位でデビューし、翌週いっきに急伸して7位に浮上。リリース週を迎えた今週さらにオンエア数を伸ばし、先週8位から見事頂点へと駆け上った。

複数局でのパワープレイ選出でオンエアを確保しつつ、AMも含め全国広範囲でのオンエアが確認できるなか、特に地元・関西エリア局からのプッシュは強くリクエストも多い。同エリアを中心とするリスナーに早くも支持基盤を築いているようで、セールス結果にもしっかり反映された様子。今後の活躍が非常に楽しみだ。

2位はOfficial髭男dism「I LOVE…」が先週1位からのダウン。リリース翌週とあり、オンエア数は2位以下を大きく突き放した先週から少し落ち着いたものの、依然2位をキープするほど。そして今週も最多リクエストを集めた。「Pretender」も先週126位から63位へと再浮上するなど、彼らの曲を聞かない日はない。そして次週、“結婚発表”がいくらか影響するであろう。

3位はホールジー「ユー・シュッド・ビー・サッド」が先週2位からのダウン。複数局で2月度パワープレイに選出されていることにより、ほぼ先週から変わらないオンエア数を確保してのTOP3キープだ。微増ながら着実に伸びているリクエスト数にも注目したい。

ミスチル、ドリカム、ビーバー、aiko…ビッグネームが混戦するなか、大橋トリオが躍進

今週のチャートTOP10では、洋邦ビッグネームが入り乱れる混戦の様相を呈した。先週40位から大きく4位へ浮上したMr.Children「Birthday」は、3月4日発売のニューシングルで『映画ドラえもんのび太の新恐竜』主題歌。圏外から一気に6位デビューとなったDREAMS COME TRUE「G」は、2月19日配信リリースの劇場版『Gのレコンギスタ』テーマソング。ニューアルバム「チェンジズ」の2月14日発売を受け、ジャスティン・ビーバー「ヤミー」は先週15位から7位へ。リリースを翌週に控えながらオンエアを伸ばしてきたaiko「青空」は、先週10位からワンランク上昇となった。

次週もまだまだオンエア数を伸ばすと思われるミスチル、aikoの両新曲には、さっそく今週2番目(同着)に多いリクエスト数が集まったのもさすがだ。

そんななか、先週78位から大きく10位へ浮上した大橋トリオ「LOTUS」は、収録アルバム「This is music too」の19日発売に際してオンエアが急進した。ゲスト出演も多数みられるなど積極的な露出をみせた結果、アルバム・セールスも好調のようだ。良い音楽を丁寧なプロモーションのうえ先見の明を持つメディアが推し、感度の高いリスナーがキャッチする、といった健全な図式が成立している。今週、調査対象となるFM局全てでオンエアがみられた。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2020年2月17日〜2020年2月23日)

1位「ユースレスマシン」ハンブレッダーズ
2位「I LOVE…」Official髭男dism
3位「ユー・シュッド・ビー・サッド」ホールジー
4位「Birthday」Mr.Children
5位「さよならの今日に」あいみょん
6位「G」DREAMS COME TRUE
7位「ヤミー」ジャスティン・ビーバー
8位「クローサー feat. 新田真剣佑」チェインスモーカーズ
9位「青空」aiko
10位「LOTUS」大橋トリオ

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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