FAITH早くも初制覇、Superfly朝ドラ曲が再浮上、31週目の「白日」含めKing Gnu計7曲チャートイン【エアモニ】

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2020年1月22日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2020年1月13日~2020年1月19日プランテック調べ)では、FAITH「Party All Night」が1位を獲得。メジャーデビュー作にして早くも初快挙となった。

オフィスオーガスタ所属の男女混成5人組バンドによる同曲は、1月15日リリースのアルバム「Capture it」収録曲。12月23日~1月5日チャートで16位に初登場後、3週目にしてトップへ躍り出た。

先週に続きゲスト出演も多数見られるなか、AM含め全国広い範囲でオンエア。さらにはアルバム収録曲で先にオンエア開始されていた「19」も先週16位から更に14位へ上昇するなど、各ステーションから好意的なバックアップを受けるとともにリスナーへの認知度もかなり上がったことだろう。週を追うごとに増加しているリクエスト数がそれを裏付けている。

2位はレックス・オレンジ・カウンティ「フェイス・トゥ・フェイス」が先週3位からの上昇だ。FAITH同様に多数局のパワープレイに選出されており、こちらはFMのみながら全国的なオンエアが確認できた。イギリスの新鋭ながらジャスティン・ビーバー、アリシア・キーズといった競合を抑えての洋楽首位だ。

3位はSuperfly「フレア」が先週13位からのTOP3入り。NHK連続テレビ小説「スカーレット」主題歌となる同曲は、ダウンロードシングルとして昨年11月にリリース済みで、11月4日~11月10日チャートでは5位まで浮上した。今回、収録アルバム「0」のリリースタイミングで再びオンエア数が伸びたかっこうだが、その回数は前回を上回る。年末のNHK「紅白歌合戦」での歌唱も影響してか、年明け以降リクエスト数が増えていることも特筆点だ。

King Gnu、初期からのラジオ露出が功を奏しリクエスト多数&7曲同時チャートイン

1月15日リリースのKing Gnuのアルバム「CEREMONY」より、計7曲が今週のチャート圏内入りした。「Teenager Forever」(7位→4位)、「どろん」(176位→17位)、「白日」(55位→37位)、「小さな惑星」(圏外→73位)、「Overflow」(圏外→149位)、「ユーモア」(圏外→171位)、「飛行艇」(圏外→171位)などのオンエアが特に急伸した。

なかでも昨年2月にデジタルリリースした「白日」は、同2月11日~2月17日チャートで16位に初登場以降、20週連続でチャートイン。さらに再々登場した11月4日~11月10日付けから現在まで10週連続でチャートインし続け、11か月間で計31週を過ごしている。

彼らの場合、2017年の1stアルバム「Tokyo Rendez-Vous」リリース時より既にチャートインする程のラジオオンエアがみられ、特に2018年の11月下旬からはアルバム「Sympa」より「Slumberland」でパワープレイを獲得すると、リクエスト数が急増して行った。ここで開拓したファン層を中心に毎週、「白日」に安定した数のリクエストが集まり、結果的にロングスパンでのオンエアに至っているのだ。

感度の高いラジオリスナーへ少しずつ浸透させ支持基盤を築いていった結果、「白日」は2019年を代表するラジオヒット曲の一つとなり、そして本アルバムでの好成績へと流れ着いた。ちなみに今週、アルバム収録曲で最もリクエストが集まったのは「どろん」だ。「白日」だけにとどまらないことも特筆しておきたい。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2020年1月13日~2020年1月19日)

1.Party All Night / FAITH
2.フェイス・トゥ・フェイス / レックス・オレンジ・カウンティ
3.フレア / Superfly
4.Teenager Forever / King Gnu
5.I LOVE… / Official髭男dism
6.BORDERLESS / 雨のパレード
7.ヤミー / ジャスティン・ビーバー
8.24-25 / iri
9.アンダードッグ / アリシア・キーズ
10.冬の魔法 / 片平 里菜

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング
調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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