パスピエ、ライブレポ&発表 ソールドアウト続出の全国ツアー 東京で大団円&夏のFCイベント「ご縁日」開催発表
4月12日、パスピエの全国ツアー「PSPE 2026 TOUR 意味新」がヒューリックホール東京公演にてファイナルを迎えた。3月に横浜公演を皮切りにスタートし、全国6カ所を巡ったツアーは最終日となった東京公演を含め、各地の公演を次々にソールドアウト。
超満員の熱いオーディエンスによる感動的な歓声に包まれる中、ステージでは夏に東阪で開催するファンクラブイベントの発表が行われた。今後もより一層の精力的な活動を予定していることから、パスピエの快進撃に期待が高まるばかりだ。
ライブレポート
開演前から期待と熱気が広がっていた東京・有楽町のヒューリックホール東京。冒頭の「あかつき」で成田ハネダ(Keyboard)の織り成すピアノとシンセの色彩豊かな音像、バンド一丸のドラマチックなアンサンブルに導かれて、客席は一気に高揚の景色へと塗り替わっていく。
最新アルバム「IMI」から披露された名曲「しあわせの気配」では、大胡田なつき(Vocal)の歌い上げるメロディが場内の一体感を高め、「東京、行けますか!」という大胡田のコールで高らかなクラップを呼び起こした「トロイメライ」では三澤勝洸(Guitar)が鮮やかなギターソロを響かせる。
露崎義邦(Bass)とサポートプレイヤー・佐藤謙介(Drums)が繰り出す「大発見!」のアグレッシブなビートが疾走する頃には、場内はすでにクライマックス級の多幸感に包まれていた。
ツアータイトル「意味新」について「曲の中でも、自分の中でも、パスピエについてでも、何か「新しい意味」を持って帰ってもらえたらと思ってます」と語りかける大胡田の言葉にも、熱い拍手が広がる。
何より、この日のバンドの熱演を高次元へ押し上げていたのは、「アソビバ」「DOWNTOWN GIRL」などリリース間もない最新アルバム「IMI」の楽曲にも躍動感あふれるクラップやダンスで応える観客の熱量だった。
大胡田の鳴らすカウベルとともに会場丸ごとラテンのグルーヴで揺らした「U.N.O」、ライブ終盤をキラーナンバー「S.S」とともに鮮烈に彩った「煩悩ゴーウェスト」「青々」をはじめ、「IMI」の全10曲すべて盛り込んだこの日のアクト。
アンコールではオフィシャルファンクラブ・P.S.P.E限定イベント「ご縁日」の7月東阪開催を伝えつつ、「ハイパーリアリスト」「四月のカーテン」で終了……かと思いきや、鳴り止まない手拍子に応えてWアンコール「最終電車」で大団円!
パスピエ流のポップスを追求した「IMI」のカラフルな楽曲群を通して、ジャンルやスタイルでは類型不可能な唯一無二の音のポップアート=パスピエの真骨頂を体現してみせた、最高のステージだった。
文:高橋智樹
写真・佐藤広理
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