Dos Monosが第二期活動スタートを宣言 3年ぶりのニューアルバム『Dos Atomos』リリース決定

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2023年夏をもって第一期の活動終了を宣言し、その後の展開が待たれていた荘子it、TaiTan、没 aka NGSによるアーティスト・Dos Monosが第二期の活動をスタートし、3年ぶりのニューアルバム『Dos Atomos』を5月にリリースすることを発表した。あわせて新アーティストビジュアルも公開された。さらにDos Monosのトラックメイカー・MC担の荘子itからのコメントも届いている。

<Dos Monos・荘子itコメント>
”Dos"と"Monos"はそれぞれスペイン語で「2」「猿」を意味し、第一期Dos Monosは「猿2.0(=人間とは似て非なる存在、異なる進化をした人間界のバグ)」として、現行のシーンのオルタナティブを目指してきた。デビューアルバムの”Dos City(もうひとつの街)”というタイトルにも、東京育ちの自分達がやる音楽を「東京の音楽」として一括りにされたくないという強い反骨心を込めていた。

しかし、その後世界各国でツアーをする中で、単にオルタナティブであるということは、日本の外に出てみればむしろ自明の前提に過ぎないという感触を得た。共演した世界最高峰のアーティスト達は、誰もがオルタナティブであると同時に、それぞれのルーツを感じさせるが故に説得力のある音楽をやっていた。自分達だって、良くも悪くも「日本からやってきたオルタナティブ」として認識され、聴かれていることを肌で感じた。

さらに言えば、各個人が全くバラバラに活動する自分達は、グループとしていつ分裂してもおかしくないギリギリの状態だった。そんな中、疲れ果てたヨーロッパツアーの帰りの飛行機の中で、僕が次のアルバムのキーとなるアイディアをメンバーに語った(僕自身、朦朧状態で喋りながら自分がそんなことを考えていたのかと驚いた)時に、それまでのどんよりとした倦怠感が、急に太陽が差し込んだように晴れ渡った。

こうした体験を契機とし、改めて自分達、ひいては日本の核にあるものをコンセプトとして据え直し、第二期DosMonosへと移行することを決めた。“Monos”はスペイン語では「猿」だが、ギリシャ語の”Monos"は「単一の」という、"Atom(=原子)"の語源であるギリシャ語の”Atomos(=それ以上分割できないもの)”と非常に近い意味をもった単語だ。第二期Dos Monosはこちらの意味を採用し、これまでの「ドス猿」というある種のステレオタイプをなぞってもいた表象を捨て、より本質的な自分達の姿である「ドスアトモス」、即ち、核融合によって光り輝く太陽のオルタナティブを目指して、新たに始動する。

 

これまでに漫画家・林田球のSF大宇宙漫画『大ダーク』とのコラボレーション映像、映画『HOW TO BLOW UP』のオリジナル・ティザー映像、そして先日発表された超RIZIN.3の朝倉未来 vs 平本蓮戦のティザー映像にて徐々にその片鱗を見せていたDos Monos第二期の活動。未だその大部分は謎に包まれている。

さらに6月15日(土)に『Dos Atomos Release Party ~ Theater D vol.4』を恵比寿LIQUIDROOMにて開催。本日、3月28日(木) 20:00よりチケットのプレオーダーがスタート。本イベントにはDos Monosの他にもスペシャル・ゲストの出演が予定されている。
 

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