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久石譲、宮崎駿監督映画作品への提供曲で構成された新作アルバムが米ビルボード「Classical Albums」にて自身初の1位獲得

アーティスト

久石譲「A Symphonic Celebration - Music from the Studio Ghibli films of Hayao Miyazaki」

3月にクラシック名門レーベルのドイツ・グラモフォンとの独占契約を発表し、ウィーン学友協会にてウィーン交響楽団とのコンサートをおこなうなど世界的に活躍中の久石譲が、6月30日に発売した最新アルバム「A Symphonic Celebration – Music from the Studio Ghibli films of Hayao Miyazaki」が、7月15日付アメリカ・ビルボード「Classical Albums」と「Classical Crossover Albums」の2つのチャートにおいて、自身初の1位を獲得。この2つのチャートでの日本人アーティストの1位獲得は7月8日付けでの坂本龍一の「12」に続き2週連続となった。

そしてアメリカのみならず、フランス「Classique Chart」1位、イギリス「Specialist Classical Chart」2位を獲得しており、「アニメ映画界で特別な存在感を持ち愛され続けるジブリ映画と久石譲のコラボレーションの結実」として世界のクラシック・チャートを席巻、話題を呼んでいる。

「千と千尋の神隠し」「もののけ姫」「となりのトトロ」等、宮崎駿監督映画への提供曲をシンフォニック・アレンジで収録したドイツ・グラモフォンからの第1弾となるこのアルバムは、久石譲指揮によりロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とロンドンで録音。ジャケット写真も宮崎駿監督の原画を使用したものになっている。

コロナ禍でコンサート活動の自粛を余儀なくされていた久石譲だが、昨年延期となったイギリスのロンドン・ウェンブリー・アリーナでの「ジブリ・スクリーンコンサート」が9月21日から2日間にわたり開催されることも決定。この夏以降、日本、ロンドン、アメリカ各地と世界を飛び回り精力的に演奏活動をおこなう予定となっている。

また、7月14日より公開される宮崎駿監督の新作映画『君たちはどう生きるか』の音楽を久石譲が担当していることも明らかになっている。

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