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佐野史郎、4年ぶりニューアルバム「ALBUM」より「まどのそと」のMV公開

アーティスト

佐野史郎

俳優、ミュージシャンなど各方面で活躍し続ける佐野史郎が、尊敬してやまないSKYE(鈴木茂・小原礼・林立夫・松任谷正隆)のメンバーと制作した約4年ぶりのニューアルバム「ALBUM」より収録曲「まどのそと」のミュージックビデオが公開された。

病を乗り越え「ALBUM」を制作し、佐野自身、死を意識して、生きたいと感じたことが大きかった、生きた証しとして音楽人としての自分の集大成を写しこんだ作品と話していたが、「まどのそと」は、近年の入院中に作った楽曲で「窓を開けることができずにいた時、窓の外の光景は、それでも新鮮でした。」と閉ざされた世界の向こう側を待ち望む思いが佐野自身の言葉で詰め込まれている。ミュージックビデオは、全編アニメーションで構成され、主人公が閉ざされた部屋から外へ飛び出していくというストーリーで歌詞の世界感やメッセージとも非常にマッチした映像だ。

本アルバムは、2019年に発売された前作「禁断の果実」に続き、SKYEと制作された作品で、佐野史郎が作詞、作曲、SKYEの卓越した演奏が重なりあい、佐野史郎とSKYEでしか表現することが出来ない70年代を彷彿とさせるロックサウンドが完成。タイトルは、これまでに発表したことのある楽曲を新たに現像、プリントし直し、また、新曲は過去の作品と分け隔てずに、いつかは同じように過ぎ去っていった時間を収めたものとして触れることを想い「ALBUM」名付けられた。

なお、佐野史郎は、先日、急性腎障害で入院していたが7月8日、無事退院した。

「まどのそと」コメント

幼少期、窓の外が気になりました。
何かがいる気配や、生い茂る樹木の風にそよぐ音や匂いに心動かされていました。
病に伏していた入院中の二ヶ月近く、窓を開けることができずにいた時、窓の外の光景は、それでも新鮮でした。
直に触れることができたならと、切実な想いでおりました。

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