LOVEBITES、ベーシストmiho脱退とバンドの活動休止を発表

アーティスト

LOVEBITES Photo by Kitetsu Takamiya(67531graphics)

ヘヴィ・メタル・バンドLOVEBITESが、本日8月17日、ベーシストのmihoの脱退と、それに伴うバンドの活動休止を発表した。

LOVEBITESは、2016年、ヴォーカリストのasami、ギタリストのmidoriとmiyako、ベーシストのmiho、ドラマーのharunaにより結成された女性5人組の正統派へヴィ・メタル・バンド。2017年5月にEP「THE LOVEBITES EP」でデビューし、翌2018年には、英国のメタル専門誌「メタルハマー」主催の権威ある「Golden Gods Awards」にて新人賞を受賞し、ドイツでは世界最大級のメタル・フェスティヴァル「WACKEN OPEN AIR」に日本人女性バンドとして初めて出演を果たすなど、その活躍の場を世界へと広げ、瞬く間に日本のメタル・シーンを席巻した。

2019年、「SUMMER SONIC」や「DOWNLOAD FESTIVAL UK」をはじめ国内外のさまざまなビッグ・フェティヴァルに出演。そして、音楽評論家・伊藤政則がDJを務めるbayfm「POWER ROCK TODAY」のリスナー参加型年間人気投票企画では、海外の数多の大物メタル・バンドたちを抑え、番組の30年の歴史の中で初めて日本人バンドがナンバーワンとなり、名実ともに頂点にのぼり詰めた。

2020年発表の3rdアルバム「エレクトリック・ペンタグラム」は初のオリコン総合トップ10入りとなる9位に。そして、同年7月のライヴ作品「ファイヴ・オブ・ア・カインド ~ライヴ・イン・トーキョー2020」はオリコン音楽Blu-rayチャート1位を獲得。今年3月にはミニ・アルバム「グローリー、グローリー、トゥ・ザ・ワールド」をリリースし、Billboard JAPANの総合アルバムチャートで10位にランクイン。デビューからわずか4年で、日本のメタル界において押しも押されもせぬ存在となった。

なお、mihoとバンド、それぞれがステイトメントを発している。

mihoコメント

ファンの皆様へ

本日2021年8月17日をもって、私mihoはLOVEBITESを脱退いたします。本来であればライブの場などで、これまでお世話になったファンの皆様に私の口から感謝の気持ちと共に直接ご報告させていただきたかったのですが、このような形での突然のお報せとなってしまい申し訳ありません。

ここ数年の環境変化によってアーティストと音楽の関わり方・表現方法の変化が余儀なくされる中で、改めてこれからの自分自身の人生について思い悩み、じっくりと考えた結果今回このような決断に至りました。

2016年にLOVEBITESが結成されてから約5年の間、メンバーやスタッフ、そして何よりサポートしてくださったファンの皆様のおかげで、夢だったWACKEN OPEN AIRへの出演をはじめ、これまでの人生における最高の景色をたくさん見ることができました。心から感謝しております。私個人としては、これからもヘヴィ・メタルを愛し続けていきますので、またどこかで皆様のお目にかかることがあれば幸いです。

私は本日をもって離れますが、LOVEBITESはこれからも続いていきますので、変わらぬ応援をどうぞよろしくお願いいたします。今まで応援していただき、本当にありがとうございました。

LOVEBITESコメント

ファンの皆様へ

いつもLOVEBITESを応援してくださり、本当にありがとうございます。

この度、ベーシストのmihoがLOVEBITESより脱退することを皆様にお伝えしなければならなくなりました。ファンの皆様、また関係者各位には大変残念なご報告になりますこと、心よりお詫び申し上げます。

mihoより脱退の相談を受けて以降、残留の道を模索すべく、メンバーとスタッフで幾度となくミーティングを重ねてきましたが、最終的には本人の意思を尊重する結果となりました。

ファンの皆様のことを思うと、心が痛くて言葉になりません。

大変心苦しい決断にはなりますが、これをもってLOVEBITESとしての活動をしばらく休止させて頂きます。ただ、私たちは必ず帰ってきます。その時まで待っていてください。

これからのLOVEBITESの未来、そしてmihoの未来への応援をどうぞよろしくお願い致します。

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