加藤シゲアキ、最新長編『オルタネート』が「2021年本屋大賞」にノミネート

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加藤シゲアキ『オルタネート』

2020年11月に新潮社より発売された、加藤シゲアキの最新長編『オルタネート』(定価1,650円+税)が、「2021年本屋大賞」ノミネート作品となることが決定した。

加藤シゲアキの3年ぶりの新作長編となる『オルタネート』は刊行直後から話題を呼び、発売から5日目にして緊急重版する事態に。そして昨年12月18日、本作が第164回直木賞にノミネートされたことが発表されると、あらゆるメディアからの取材が殺到し、1月5日に累計10万部(5刷)のベストセラーを記録した。

加藤シゲアキ自身、本屋大賞へのノミネートは初。また、アイドルが本屋大賞にノミネートされるのも今回が初めて。直木賞ノミネートに続く歴史的な快挙となった。なお、これを受けて新潮社では3万部の増刷を決定。発売約2ヶ月にして累計13万部(6刷)となった。

2021年本屋大賞受賞作品は、全国の書店員による2次投票で決定する。投票結果は4月上旬に発表される予定。

恩田陸氏(作家)、岩井俊二氏、瀧井朝世氏(ライター)、吉田大助氏(書評家)をはじめ、書店員による100を超える推薦コメントの数々が『オルタネート』公式サイトに掲載されている。

加藤シゲアキ コメント

直木賞に続いて本屋大賞にノミネートされたこと、心から光栄に思います。

ここまで作家活動を続けてこられたのは、書店員の方の応援のおかげでもあると常々思っておりますし、その原動力もデビュー作で書店周りをした際にとある書店員の方から言われた「書き続けてください」という言葉であります。

ですので本賞に選ばれたこと、すなわち書店員の方々に選んで頂いたことが何よりも嬉しく、また新たなモチベーションが生まれたと感じております。

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