ベルギー・王立モネ劇場がロメオ・カステルッチの『魔笛』ほか6作品を期間限定で配信

ベルギー・ブリュッセルの王立モネ劇場が、ヴァーチャルシーズン（La Monnaie's Virtual Season）としてモーツァルトの『魔笛』ほかオペラ6作品を公式サイトならびに公式YouTubeチャンネルにて公開している。

公開されているのは、ロメオ・カステルッチの新演出が話題を集めた『魔笛』（モーツァルト作曲）、アラン・アルティノグルのモネ劇場音楽監督デビュー作『金の鶏の物語』（リムスキー＝コルサコフ作曲）、『愛の妙薬』（ドニゼッティ作曲）、『ローエングリン』（ワーグナー作曲）、シェイクスピアの戯曲『空騒ぎ』を原作にした喜劇『ベアトリスとベネディクト』（ベルリオーズ作曲）、そして、ギリシャ神話『オルフェウスとエウリュディケ』と中東の古典的悲恋物語『ライラとマジュヌーン』にインスピレーションを得た物語で、多文化の融合をテーマに2018年にヨーロッパの複数の文化施設により共同で制作された参加型オペラ『オルフェオとマジュヌーン（ORFEO & MAJNUN）』（モナイム・アドワン／ハワード・ムーディ／ディク・ヴァン・デル・ハースト）の６本。

いずれも、2020年6月30日（火）まで（現地時間）の公開となっている。