新型コロナウイルスからライブハウスを救うプロジェクト「MUSIC UNITES AGAINST COVID 19」スタート、Chara、ナンバガ、東京事変ら含む約70組のアーティストが賛同

新型コロナウイルス（COVID-19）の影響で収益が得られなくなってしまった全国120箇所以上のライブハウスと連携し、支援するプロジェクト「MUSIC UNITES AGAINST COVID-19」がロックバンド・toeの発起によりスタートした。

それに伴い、各ライブハウスへ金銭的支援ができる特設サイト「MUSIC UNITES AGAINST COVID-19」が2020年4月19日15:00にローンチした。

現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響による政府からの外出自粛要請により、多くのライブハウスが影響を停止せざるおえない状況に陥っており、目の前の収益を上げることができず閉業の危機が迫っている。またライブハウスだけではなく、その場所で音楽を奏でていたアーティストも活動の場を失っており、エンターテイメントをとりまく業界全体の未来をいざなう大きな問題となっている。

プロジェクト発足するにあたり、経済的に苦しんでいるライブハウスに対し「できるだけたくさんの現金集めてを素早く手渡す」ことをテーマに考えた結果、アーティストたちがもつ音楽というアセットを使って支援することにいきついた。

ライブハウスという業態は店舗同士で組合的な横の繋がりがなく、とりまとめて支援をする方法がない為、スピーディにECストアを開設可能なサービスSTORESを活用し、支援者が支援したい地元のライブハウスやなじみの施設を選んで支援できるプラットフォームを設計した。

本プロジェクトは、発起人であるtoeの声掛けにより約70組のアーティストが賛同。音楽で支援する仕組みが実現した。賛同したアーティストはドネーションの意を込めてすべて無償で楽曲を提供。短い期間の中での楽曲提供となった為、各アーティストそれぞれ、未発表曲や新曲のデモ、ライブヴァージョンなどアイデアとバラエティーに富み、音楽ファンにも嬉しい内容となっている。

サイトでは、全国にある登録ライブハウスの中から、自分が応援したいライブハウスのECストアを検索／選択し、「MUSIC UNITES AGAINST COVID-19 フォルダ」のアクセス権をダウンロード購入することで各ライブハウスを直接支援することができる。支援を受け付ける特設サイトでは6月末まで支援を受け付ける予定となっている。