DJ KOOが連日「盆踊り」に参戦、「和Kawaii盆踊り」に外国人観光客も大興奮

アーティスト

8月10日、神田明神にて「アニソン」も交えた盆踊りに参戦し、8月13日には中野駅前大盆踊り大会ではTRFの楽曲やボン・ジョヴィが流れるなど新たな盆踊りのスタイルの誕生が連日話題を呼んでいるDJ KOOが、8月17日に原宿KAWAII MONSTER CAFEで「BON DANCE」(盆踊り)に挑戦した。

今回は、「和」と「Kawaii」を融合した、新たな盆踊りの世界を作り上げた。会場は、モンスターの胃の中をイメージしたと言われる装飾が施され、日本のPOPカルチャーが満載の「Kawaii」要素が満載。今、海外からの観光客でも溢れかえる場所。「Kawaii花魁Geishaナイト」と題され、3部作からなる盆踊りの新たなステージを作り上げた。

最初のステージは「サムライ」と題し、神田明神の盆踊りでもタッグを組んでいる日本舞踊家の孝藤右近が侍の衣装を身にまとい、今回の櫓となるケーキのステージで日本舞踊と殺陣・剣舞をDJ KOOの流す音に合わせて披露。「花魁」では、しなやかな曲調の中、雅な雰囲気が醸し出される踊りが繰り広げられた。周囲の人は、ただ見惚れてしまうほどステージには煌びやかな世界が。

しかしその後、盆踊りの定番「東京音頭」が流れると、ケーキの櫓を囲みお客さんも加わり「BON DANCE」が行われた。踊りに参加する人を見てみると、来ていた日本のお客さんはもちろん、外国からの観光客や狐の面をかぶる踊り子さんが入り乱れるという、不思議な空間が生まれていた。

最後の「連獅子」では、大きく前後に髪を振り乱す動きの中「獅子脅し!」の掛け声をDJ KOOが声をあげると会場は大盛り上がり。花魁のステージとは一転、連獅子を存分に表現する激しいサウンドが会場には鳴り響き、コンサート会場かと思うような盛り上がりを見せた。

最後にTRFの楽曲「survival dAnce -no no cry more-」の盆踊りバージョンなどが流れると、さらに会場はヒートアップ。テンションのアガりまくった外国人観光客の人たちが、勝手にステージに上がってしまい一緒に踊り出す一幕まで。性別や人種を飛び越えて、みんなが輪になって踊るその姿にはとてつもないエネルギーが生まれていた。

関連タグ

オススメ