「めざましライブ」2日目はロックの夜、KEYTALK、BiSH、クリープハイプが出演

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7月12日に東京・豊洲PITにてフジテレビ「めざましテレビ」によるライブイベント「めざましテレビ25周年記念 めざましライブ~日本お元気キャラバン in 豊洲」の2日目の公演が開催され、初日とは打って変わって、KEYTALK、BiSH、クリープハイプの3組が出演し、イベントを盛り上げ、ロックバンドの宴となった。司会はフジテレビアナウンサー軽部真一、永島優美、生田竜聖の3名が務めた。

KEYTALK

1番手として登場したのは中毒性のあるサウンドとメロディーが印象的なKEYTALK。登場のSEからエンジン全開フルスロットルで、1曲目は5月にリリースした「BUBBLE-GUM MAGIC」からスタートした。巨匠・寺中友将(Vo・G)の「KLEYTALKです!宜しくお願い致します!めざましライブ盛り上がっていきますか!踊る準備はできてますか!お祭り騒ぎしていこうぜ!」という掛け声と同時に2曲目「MATSURI BAYASHI」が始まり、既にオーディエンスのテンションもマックスへ。勢いそのままに「太陽系リフレイン」「パラレル」を披露し、終始オーディエンスの拳はハンズアップ状態のまま興奮に包まれた。

MCでは「僕らKEYTALK、がんがんロックをぶちかましていきますので、トップバッター任せてください!早速ですが、新曲をやらせてください!」と言うと、6月に配信したシングルでKAGOME「GO!ME.」プロジェクトのテーマソングにも起用されている「ララ・ラプソディー」を軽快なリズムと疾走感を感じさせるパフォーマンスで魅了した。最後は「MONSTER DANCE」でKLEYTALK流でロックの宴を締めくくった。
 

BiSH

2番手で登場したのは、楽器を持たないパンクバンドBiSH。1曲目は7月リリースのニューアルバム「CARROTS and STiCKS」のリード曲「DiSTANCE」を披露。幻想的なサウンドにのせてパワフルな歌声を響かせBiSHワールドを作り上げた。続けてBiSHの代名詞とも言われる「BiSH-星が瞬く夜に-」ではリズムに乗せたお客さんの掛け声が呼応するように、メンバーからの「今日、ここにいる全員一つになろうぜー!」の呼びかけで会場の熱気は一気に上昇した。

セントチヒロ・チッチのMCでは「皆さん、元気ですか!BiSHは去年の夏もめざましライブに出演させて頂きまして、今年が2年目になります。ありがとうございます!めざましテレビさんは今年で25周年、おめでとうございます!」と話すと、突如ハシヤスメ・アツコからのサプライズプレゼントが発表され、メンバーのサイン入りめざましくんぬいぐるみがオーディエンスに6つだけ贈られた。その後、「MORE THAN LiKE」「オーケストラ」「SMACK baby SMACK」を立て続けにパフォーマンスし、ラストナンバーの「beautifulさ」を届けてステージをあとにした。
 

クリープハイプ

そして、いよいよ2日間にわたり開催してきた「めざましライブ~日本お元気キャラバン in 豊洲」の大トリを務めたのは尾崎世界観(Vo・G)の個性と唯一無二の表現力、バンドの圧倒的な演奏力を兼ね備えるクリープハイプが務めた。クリープハイプの代表曲であり、名曲「栞」からライブはスタートした。次の「愛の標識」では「めざましテレビ」というフレーズを歌詞に入れるなど愛を感じる演出を披露した。そして、会場の熱気、ボルテージを上げるように「大丈夫」「イト」「鬼」などキラーチューンを立て続けに披露すると、次は長谷川カオナシ(Ba)がリードボーカルを務める「火まつり」、「おばけでいいからはやくきて」と立て続けにアグレッシブな楽曲を届けた。

尾崎世界観のMCでは「ありがとう。めざましテレビがいつもクリープハイプを取り上げてくれて本当に感謝しています。(尾崎図書観という)本のコーナーもやっていただいて本当に嬉しいです」とコメントし、ライブは終盤戦に突入した。ラストのセッションでは、「身も蓋もない水槽」「社会の窓と同じ構成」「HE IS MINE」で今日一番の盛り上がりをみせ、ステージを締めくくった。

儚く激しい、エモーショナルでドラマティック、「めざましライブ~日本お元気キャラバンin 豊洲」に集まったオーディエンスはクリープハイプの魅力に魅了された夜となった。

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