Billboard JAPAN Global Japan Songs(6/12公開)、TERIYAKI BOYZ「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」グローバル・ジャパン・ソングス初の首位獲得「青のすみか」1年ぶりトップ10帰還

世界でヒットしている日本の楽曲をランキング化した “Global Japan Songs Excl. Japan”。今週はTERIYAKI BOYZ「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」が首位を獲得した(集計期間:2025年5月30日~6月5日)。
「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」は、2006年に公開された映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』のサウンドトラック。コロナ禍には、インドネシアのラッパー=リッチ・ブライアンが「TOKYO DRIFT FREESTYLE」と題した動画を投稿したことをきっかけに、国内外のラッパーが相次いで本楽曲をビートジャックしたことが話題となった。
グローバル・ソング・チャートでは、2023年9月のローンチ以降、92週連続でトップ20圏内をキープ。当週、自身初の首位を獲得した。なおTERIYAKI BOYZは、本日【SUMMER SONIC】の深夜イベント「MIDNIGHT SONIC」への出演が発表された。
10位にチャートインしたキタニタツヤ「青のすみか」は、5月30日に本楽曲のアコースティックバージョンがリリースされたことで、約1年ぶりにトップ10に返り咲いた。アコースティックバージョンは、『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』の主題歌に起用されており、同映画の海外公開によるさらなるランクアップに注目だ。
今週初登場の楽曲の中で最も順位が高かったのが、Mili「TIAN TIAN」。同曲は、韓国のゲームスタジオ・Project Moonが制作したゲーム「Limbus Company」の収録曲で、英語と中国語が入り交ざったリリックが特徴的だ。Miliは、アニメやゲームの楽曲を多く手がけるグループで、今週は過去曲の「Hero」が前週比114%、「Compass」が前週比113%を記録している。
◎Global Japan Songs Excl. Japan トップ10
1位「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」TERIYAKI BOYZ
2位「オトノケ」Creepy Nuts
3位「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts
4位「真夜中のドア~stay with me」松原みき
5位「アイドル」YOASOBI
6位「死ぬのがいいわ」藤井 風
7位「Lemon」米津玄師
8位「夜に駆ける」YOASOBI
9位「愛▽スクリ~ム!」AiScReam
10位「青のすみか」キタニタツヤ
▽=特殊記号の白抜きハート
〈Global Japan Songs Excl. Japan〉
日本の楽曲を対象に、Luminate Data LLCが集計した、日本を除く(excluding)世界200以上の国々における主要デジタル・プラットフォームの定額課金型(サブスクリプション)と広告支援型の公式ストリーミング、ダウンロードにそれぞれ比重をつけて算出し、ランク付けしたチャート。
〈Japan Songs(国/地域別チャート)〉
日本の楽曲を対象に、Luminate Data LLCが集計した上記データに、各国・地域独自の比重をつけて算出し、ランク付けしたチャート。現在ローンチしているのは韓国、シンガポール、インド、フランス、イギリス、アメリカ、ブラジル、南アフリカ、タイ、台湾、ドイツ、インドネシア、マレーシアで、順次追加予定。
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