Billboard JAPAN Streaming Songs(1/4公開)、Official髭男dism「Subtitle」が11連覇 ミセス/Saucy Dog/セカオワら年末音楽番組で活性化

チャート ビルボード

Official髭男dism「Subtitle」

2023年1月4日公開(集計期間:2022年12月26日〜2023年1月1日)のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で、Official髭男dism「Subtitle」が11週連続となる首位を獲得した。

「Subtitle」は、2022年10月6日に放送開始されたドラマ「silent」の主題歌。同年10月12日に配信開始され、10月19日の当チャートで2位に初登場、翌週には首位を獲得した。チャートイン12週目となる当週、再生回数は前週比87%の15,756,910回を記録。ドラマは12月22日に最終話を迎え、楽曲の再生回数からも話題性の落ち着きは感じられるものの、依然として高水準はキープして連続首位記録を伸ばした。当チャート11連覇は、2020年4月29日にOfficial髭男dism「I LOVE…」が達成して以来の記録となる。

続く2位は米津玄師「KICK BACK」で、再生回数は前週比97%の10,331,004回を記録。同曲をOPテーマに起用したTVアニメ「チェンソーマン」は、12月27日に最終話が放送された。そして3位は、前週から1ランク・アップとなるAdo「新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」。再生回数は前週比115%の8,047,305回を記録した。「第64回 輝く!日本レコード大賞」や「第73回NHK紅白歌合戦」をはじめ、年末の音楽番組で披露される機会も多く、楽曲の注目度を再び集めたのだと思われる。

前週13位から当週7位に浮上したのはMrs. GREEN APPLE「ダンスホール」で、再生回数は前週比112%の6,074,395回を記録。こちらも「第64回 輝く!日本レコード大賞」など、年末のメディア露出がチャート・アクションを活性化させた形だ。紅白初出場を果たしたSaucy Dogは、披露した楽曲「シンデレラボーイ」が前週16位から当週9位に上昇している。また、今年の日本レコード大賞に輝いたSEKAI NO OWARI「Habit」だが、紅白では乃木坂46、NiziU、JO1、SixTONES、郷ひろみらも交えたパフォーマンスも話題となり、前週20位から当週10に上がった。

そのほかにも、Aimer「残響散歌」は前週比123%の4,031,275回再生を記録し、前週32位から当週22に浮上、Vaundy「怪獣の花唄」は前週比134%の3,627,079回再生を記録し、前週49位から当週26に浮上するなど、当週はやはり紅白による話題性の高まりが可視化されたチャート・アクションとなった。

【Streaming Songs】トップ10

1位「Subtitle」Official髭男dism(15,756,910回再生)
2位「KICK BACK」米津玄師(10,331,004回再生)
3位「新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」Ado(8,047,305回再生)
4位「W/X/Y」Tani Yuuki(7,233,387回再生)
5位「ミックスナッツ」Official髭男dism(7,185,324回再生)
6位「Overdose」なとり(6,629,390回再生)
7位「ダンスホール」Mrs. GREEN APPLE(6,074,395回再生)
8位「First Love」宇多田ヒカル(6,045,216回再生)
9位「シンデレラボーイ」Saucy Dog(5,763,575回再生)
10位「Habit」SEKAI NO OWARI(5,585,886回再生)

※()内はストリーミング再生回数。
※総合ソング・チャート“HOT 100”のストリーミング指標と動画再生指標およびストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、一部サービスにおけるデータを無料ストリーミングと有料ストリーミングで分けて集計し、それぞれ異なる係数を乗じているため、再生回数の合算によるランキングとは異なる場合がある。

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