Billboard JAPAN2021年年間、ソング1位に優里「ドライフラワー」BTSがアルバム&トップ・アーティストの2冠

チャート ビルボード

優里「ドライフラワー」

阪神コンテンツリンクは12月10日、Billboard JAPAN2021年年間チャートの受賞楽曲・アーティストを発表した(集計期間:2020年11月23日〜2021年11月28日)。

2021年年間の総合ソング・チャートBillboard JAPAN HOT 100は、優里「ドライフラワー」が総合首位を獲得した。「ドライフラワー」は、2019年12月に配信された「かくれんぼ」で歌われた“彼女”のその後を女性目線で描いたアフターストーリーで、2020年11月25日公開チャートから現在までトップ10圏内を維持するロングヒットを記録している。2位はBTS「Dynamite」、そして3位はYOASOBI「夜に駆ける」がチャートイン。トップ3に共通するのはCDシングル・リリースされていない点で、ストリーミング、ダウンロード、動画再生といったデジタル領域でロングヒットを記録した楽曲が並んだ。

総合アルバム・チャートBillboard JAPAN HOT Albumsは、BTSの「BTS, THE BEST」が首位を獲得。集計期間中に1,022,497枚を売り上げた本作は、今年唯一のミリオンセールス突破アルバムで、CDセールス1位、PC読み取り回数のルックアップで6位、ダウンロード7位を記録した。続く2位はCDセールス2位、ルックアップ13位のSnow Man「Snow Mania S1」、3位はSixTONES「1ST」が獲得しました。

総合ソングと総合アルバムのポイントを合算したアーティスト・チャートBillboard JAPAN Artist 100では、目覚ましい活躍をみせたBTSが首位に。「Dynamite」(総合ソング2位)、「Butter」(同6位)、「Permission to Dance」(同15位)といったロングヒット曲や「BTS, THE BEST」(総合アルバム1位)、「BE」(同7位)、「Butter」(同17位)など、上位に複数作品がチャートインし、今年のチャートを大いに賑わせた。

計11曲が“HOT 100”100位圏内にチャートインしたYOASOBIが2位、「Cry Baby」(総合ソング13位)や「Editorial」(総合アルバム10位)が好調だったOfficial髭男dismが3位に続く。

2021年は昨年に引き続き、優里やAdoといったニューカマーによるヒットの連発が目立った。また、1年にわたって日米ビルボード・チャートで好成績を収めたBTSのヒットを支えるファンダムの有り様にも注目が集まっている。アーティストごとに、アーティスト起因と楽曲起因の異なるファンダムがあり、次に登場(あるいは飛躍)が待たれるのは、その両方を兼ね備え、様々な局面で世界と繋がりを持つアーティストたちとしている。

なお、ビルボードジャパンではチャートをより詳しく知るためのチャート・インサイトを掲載。気になる曲のCD売上やダウンロード、ストリーミング、Twitterなどを指標ごとに分かりやすくグラフで表示し、並び替えや楽曲どうしを比較して、さらに詳しく調べることができる。会員以外のユーザーは毎週のチャートの1位から20位まで、有料会員は1位から100位までを観ることができる。

優里 2021年年間総合ソング1位獲得記念コメント

こうして1年間を通しての1位というのは、まったく想像もしていなくて、すごく驚いています。
僕にとっても本当に大切な曲なので、たくさんの方に届いたんだなとすごく嬉しく思います。

BTS 2021年年間総合ソング1位獲得記念コメント

「BTS, THE BEST」はARMYと僕たちの思い出が詰め込まれている宝箱のような作品です。僕たちの歌を愛してくださり、このアルバムがこのような光栄な賞をいただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。そして、これからの音楽活動への励みにもなります。ARMYの皆さんがいなかったら、このような大きな成果を出すことはできなかったと思います。ありがとうございます。

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