BTSが2連覇、RADWIMPS新曲2位へ、ミレパ再TOP3入り&中村佳穂ゲスト出演で“初声優”秘話語る【エアモニ】

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2021年8月4日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2021年7月26日~2021年8月1日プランテック調べ)では、BTS「Permission to Dance」が1位を獲得した。

同曲は収録EP「Butter」のリリース週となった前々週7月12日~7月18日チャートにて、2位へ急浮上しオンエア回数もピークを迎えたものの、今週も依然としてFM/AMともに広い範囲でオンエアを獲得し2週連続首位となった。オンエア獲得ステーション率も87%と今週最多。リクエストも変わらず多数集めた。

なお、同EPリリースにともない自身最大のヒット曲「Dynamite」への注目も再燃しており、リリース前週の159位から157位、132位、そして今週は61位まで浮上。実に49週連続チャートインでの再浮上だ。久しぶりの“世界中で知られた曲”であり、まだまだ連続チャートインは続きそうだ。

2位はRADWIMPS「TWILIGHT」が前週103位から大きく浮上した。およそ3年ぶりのニューアルバムリリースを発表すると共に、7月23日に配信リリースされた同曲。同タイミングでラジオ解禁されると、集英社と東映アニメーションの共同制作による「「ONE PIECE」コミックス100巻/アニメ1000話記念映像作品“WE ARE ONE.”」主題歌に起用される話題性も相まってオンエアを集めた。同映像作品が8月30日に公開、そしてニューアルバムは11月23日とあり、「TWILIGHT」のオンエアおよびRADWIMPSへの注目は今後さらに高まるとみられる。

3位はmillennium parade × Belle「U」が前週4位からの再浮上だ。細田守監督の最新作「竜とそばかすの姫」メインテーマとなる同曲は、オンエア数こそ減ったものの引き続き全国的に広い範囲でのオンエアを獲得。映画の好調ぶりに比例して楽曲自体の訴求力も高まっていることが、チャート初登場時から増えているリクエスト数の推移で裏付けられる。

なお、同曲でフィーチャーされたBelle(すず)役を務めるシンガーソングライター、中村佳穂は7月28日、渡辺瑠果役で共演する玉城ティナの番組「玉城ティナとある世界」(ニッポン放送)にゲスト出演した。番組では、以前から自身のライブに来ていたという細田監督からの誘いでオーディションを受け、初の声優を務めるに至ったことや収録裏話、そして“中村佳穂”と“Belle”での歌唱の違いなど、興味深い話が語られた。玉城ティナも『映画館に行って2時間、中村さんの歌に浸るという体験をして欲しい』などと絶賛。6月にリリースした最新曲「アイミル」を紹介した。

プリンスお蔵入りだった新曲、カミラ・カベロ、シルク・ソニック…洋楽話題曲が急上昇

今週はプロモーション関連でのビッグタイトルのオンエアがそう多くなかったせいか、話題の洋楽曲や純粋に注目されている楽曲がチャート上位へ食い込む傾向にあった。

前週75位から5位に急浮上したプリンス「ホット・サマー」は、お蔵入りとなっていた“幻のアルバム”「ウェルカム・2・アメリカ」からのリードシングル。先行配信された7月22日にラジオ解禁されるとJFL系列局を中心としたオンエアが次第に広がっていき、アルバムリリース週を迎えた今週、調査対象となるFM局の95%でオンエアを獲得する高い注目度となった。

同じく、世界的な人気シンガーソングライター、カミラ・カベロの約1年半ぶりの新曲「ドント・ゴー・イェット」(-位→9位)や、前作「リーヴ・ザ・ドア・オープン」(-位→117位)が日本でもロングヒットしたブルーノ・マーズ、アンダーソン・パーク&シルク・ソニックの2ndシングル「スケート」(-位→27位)なども、洋楽ファン注目の新曲でオンエアが急伸した。

また、弱冠21歳の英シンガーソングライター、メイジー・ピーターズによる「サイコ」(54位→14位)も急浮上した。エド・シーラン主催のレーベルと契約した新星で、同曲はそのエドとスティーヴ・マック(「Shape of You」の共作者)との共作曲とあり話題性十分。さっそく多数局で8月度のパワープレイに選出されており、次週以降さらにオンエアを伸ばしてくると思われる。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2021年7月26日~2021年8月1日)

1位「Permission to Dance」BTS
2位「TWILIGHT」RADWIMPS
3位「U」millennium parade × Belle
4位「Half of Me」DYGL
5位「ホット・サマー」プリンス
6位「イット・ウォント・オールウェイズ・ビー・ライク・ディス」インヘイラー
7位「SMILE~晴れ渡る空のように~」桑田 佳祐
8位「三原色」YOASOBI
9位「バッド・ハビッツ」エド・シーラン
9位「ドント・ゴー・イェット」カミラ・カベロ

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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