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ソニー、レコグニションの全楽曲カタログ買収 マライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」など4.5万曲

ビジネス 海外

ソニー・ミュージックパブリッシング(SMP)は5月11日、米投資会社ブラックストーン傘下の音楽出版社レコグニション・ミュージック・グループ(RMG)が保有する全楽曲カタログ(4万5,000曲以上)を取得する契約を締結したと発表した。

取引額は明らかにされていないが、ブルームバーグは関係者の話として、35億〜40億ドル(約5,527億〜6,317億円)だと報道。ソニーにとって旧ヒプノシスのポートフォリオからの資産取得は3件目で、これまでで最大規模となる。レコグニションは、ブラックストーンがヒプノシスの資産を新ブランドの下に統合する形で2025年3月に設立された。

今回の買収は、ソニー・ミュージックグループ(SMG)がシンガポール政府系ファンドのGICと1月に設立した、音楽カタログ買収の合弁事業との提携のもと行われる(ソニー銀行も参画)。

レコグニションの楽曲カタログには、ジャーニーの「Don’t Stop Believin’」、 レッド・ホット・チリ・ペッパーズの「Under the Bridge」、レディー・ガガの「Bad Romance」、 ボン・ジョヴィの「Livin’ On A Prayer」、リアーナの「Umbrella」、マライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」などが含まれる。

カタログのソニーへの売却後も、レコグニションはブラックストーン傘下の企業として運営を継続する見通し。

(文:坂本 泉)

榎本編集長

ソニー・ミュージックパブリッシング(SMP)がブラックストーン傘下のレコグニション・ミュージック・グループ(RMG)の全楽曲カタログを取得する。取引額は35〜40億ドル(約5,527〜6,317億円)規模(ブルームバーグ報道)。

SMP/ソニー側にとって旧ヒプノシス資産からの取得は3件目で、これまでで最大規模となる。買収対象には、ジャーニー「Don't Stop Believin'」、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ「Under the Bridge」、レディー・ガガ「Bad Romance」、ボン・ジョヴィ「Livin' On A Prayer」、リアーナ「Umbrella」、マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」など、世代を超えて再生される名曲群が並ぶ。

大型カタログM&Aの先駆者はSME(ソニー・ミュージックエンタテインメント)で、ブルース・スプリングスティーン(約5億ドル)やクイーン(約12億7,000万ドル規模)などの巨額取得で業界の相場を作ってきた経緯がある。今回の取引は、その流れの中で過去最大級となる出版権集約案件だ。

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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