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米音楽プロデューサーのクライヴ・デイヴィス氏が死去、94歳 ホイットニー・ヒューストンやブルース・スプリングスティーンと契約

ビジネス 海外

米国の音楽プロデューサーであるクライヴ・デイヴィス氏が6月22日、ニューヨーク市の自宅で、加齢に伴う病気により死去した。94歳だった。ローリングストーン誌などが伝えた。

同氏はアリスタ・レコードやJレコードの創設者で、ホイットニー・ヒューストン、ブルース・スプリングスティーン、アレサ・フランクリン、カルロス・サンタナ、ジャニス・ジョプリン、アリシア・キーズ、キャリー・アンダーウッドら数多くのアーティストのキャリア形成に貢献した。

音楽業界におけるデイヴィスの功績は、実に70年間に及ぶ。1932年にブルックリンで生まれ、ハーバード・ロースクールを卒業すると、28歳で就職したコロンビア・レコードで35歳の若さで社長に就任。亡くなるまで音楽業界で活躍し、毎年恒例のグラミー賞前夜祭を主催していたことでも知られている。

デイヴィス氏の訃報を受け、ブルース・スプリングスティーンやパティ・スミスらが追悼のコメントを発表している。

(文:坂本 泉)

榎本編集長

音楽業界に70年の足跡を残したクライヴ・デイヴィス氏が、94歳で永眠した。その生涯は、幾度も頂点を築き直した不屈の歩みだった。

ハーバード・ロースクールを出た弁護士が、28歳でコロンビア・レコードに入り、35歳で社長に就任。その後アリスタ・レコード、Jレコードと、自ら手がけたレーベルをいずれも成功へ導いた。ホイットニー・ヒューストン、アリシア・キーズ、キャリー・アンダーウッドら、各時代を代表するスターを見出し続けた審美眼は、一つの世代にとどまらなかった。

音楽が細分化し、ヒットの生まれ方が大きく変わっても、彼は常に時代の耳を持ち続けた。毎年のグラミー賞前夜祭を主催し、業界の求心力であり続けたことも、その存在の大きさを物語る。一つの楽曲との出会いが人生を変えることを、誰よりも知っていた人だった。御冥福をお祈りいたします。

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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