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Spotify、『スーパーマリオギャラクシー』映画の公開に合わせて世界規模のキャンペーン開始

ビジネス 海外

ゲーム『スーパーマリオブラザーズ』シリーズ40周年を記念し、Spotifyは任天堂とコラボレーションし、映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』の公開に合わせて世界規模のキャンペーンを展開。4月24日より期間限定で、『スーパーマリオギャラクシー』シリーズのゲーム音楽の一部を配信する。

今回のコラボ企画では、2つのプレイリストを配信する。「任天堂ゲーム楽曲 公式プレイリスト」には、『スーパーマリオギャラクシー』と『スーパーマリオギャラクシー2』のゲーム音楽を収録。一方の「映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』 サウンドトラック公式プレイリスト」は、同映画のサウンドトラックが収録されている。

これらプレイリストをSpotify有料ユーザーが再生すると、再生バーに人気キャラクター「チコ」が登場。Spotifyアプリ内で『スーパーマリオギャラクシー』の世界を再現することを目指している。

また、ニューヨーク、ロサンゼルス、日本で、屋外看板を通じて、ファンに公式プレイリストのチェックを呼びかける。

(文:坂本 泉)

榎本編集長

任天堂とSpotifyが手を組んだ。『スーパーマリオブラザーズ』40周年と映画公開に合わせた今回のコラボは、ゲームIPが音楽配信プラットフォームの体験設計に組み込まれる新しい形だ。有料ユーザーが再生すると再生バーにチコが登場し、アプリ内でスーパーマリオギャラクシーの世界が再現される——これは「音楽を聴く」体験に「IPの世界観に浸る」体験を重ねる試みだ。ポケモンがEDMコンサートを開催し、フォートナイトが音楽フェスを内包するように、ゲームIPと音楽の融合が加速している。Spotifyにとっては有料プラン限定という設計がサブスク加入への動機にもなる。任天堂にとっては映画の公開前にファンの熱量を高め、ゲーム音楽という資産を新たな文脈で届ける機会だ。ニューヨーク・ロサンゼルス・日本という三都市での屋外広告展開は、音楽×映画×ゲームというIP展開がグローバルで同時進行することを示している。エンタメIPが「見るもの」から「体験するもの」へと進化する時代の、象徴的な一手だ。

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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