エイベックス、22年4月~23年3月期はライヴ市場の回復が牽引し増収増益 今期は60%減益へ

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エイベックスは5月11日、2023年3月期の連結業績(2022年4月1日~2023年3月31日)を発表した。

売上高は1,215億6,100万円(前年度比23.5%増)、営業利益は33億8,500万円(前年度比31.1%増)、経常利益は40億5,500万円(前年度比72.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、特別利益として投資有価証券売却益等を計上したことにより27億4,200万円(前年度比198.2%増)となった。

音楽事業は、大型ライヴの公演増加等により、売上高は941億3,900万円(前年度比23.0%増)、営業利益は28億円(前年度比29.1%減)となった。

アニメ・映像事業は、映画作品等の売上増加により、売上高は152億5,300万円(前年度比38.2%増)、営業利益は6億900万円(前年度比11.9%減)となった。

デジタル事業は、映像配信及びファンクラブの売上減少等により、売上高は123億7,900万円(前年度比9.5%減)、営業損失は5億4,600万円(前年度は営業損失16億4,000万円)となった。

海外事業は、海外での大型イベント開催等により、売上高は51億9,900万円(前年度比71.6%増)、営業利益は4億7,000万円(前年度は営業損失4億300万円)となった。

その他の売上高は8億2,100万円(前年度比40.8%減)、営業利益は4,000万円(前年度は営業損失1,900万円)となった。

2024年3月期の連結業績予想は、市場環境の回復が通期で貢献することが想定されるも、中期経営計画の達成に向けIP創出への投資を強化することなどにより、営業利益20億円(前年度比40.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益11億円(前年度比59.9%減)を見込む。

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