エイベックス、サウジアラビアでプロデュースした「アニメビレッジ」がクールジャパンの取組を表彰する「CJPFアワード2023」でグランプリ受賞

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エイベックス・アジアがサウジアラビアでプロデュースした「アニメビレッジ」が、クールジャパン官民連携プラットフォーム(事務局:内閣府知的財産戦略推進事務局)が主催し、“日本の魅力を発信するクールジャパンの取組”を表彰する「CJPFアワード2023」の「プロジェクト(事業)」部門にてグランプリを受賞した。

CJPFアワード2023は、アフターコロナの時代を見据えて、クールジャパンの智恵や実績が結集し、取組が加速されることを目的に開催されている。「プロジェクト(事業)」部門のグランプリは、事業者の創意工夫や異分野・異業種のマッチング等によって、日本の新しい価値や魅力を創出し、海外に展開するプロジェクト(事業)を表彰するもので、今回、アニメビレッジが日本企業によるサウジアラビアでの大規模な展開が高く評価され「プロジェクト(事業)」部門のグランプリを受賞した。

アニメビレッジは、サウジアラビアで開催された「ジェッダ・シーズン2022」のシティウォークで展開した体験型イベントエリア。セラ社とエイベックス・アジアが共同プロデュースし、サウジアラビア国内で人気の高い「機動戦士ガンダム」「鬼滅の刃」「キャプテン翼」「攻殻機動隊 SAC 2045」「ゴジラ」「呪術廻戦」「進撃の巨人」「NARUTO」「パックマン」「HUNTER×HUNTER」「BLEACH」「僕のヒーローアカデミア」(50音順)といった12のアニメコンテンツの体験型パビリオンと、関連グッズを販売する「アニメイトショップ」や「サンリオショップ」が出店した。

連日オープン直後から行列ができるなどアニメビレッジは、多くの来場者の関心を集めたほか、人気キャラクターのコスプレ姿で足を運ぶ人々も見受けられた。単なる展示ではなく、巨大ジオラマやVRゲームなど、日本のアニメコンテンツを体感できるサウジアラビア初の大規模なアニメイベントの取組に対して、来場者から好評を博した。

グランプリ受賞理由 / 審査委員長コメント

夏野 剛 審査委員長(近畿大学 情報学研究所長 特別招聘教授)

日本のアニメや漫画を扱ったイベントは各国に存在していますが、これらは現地のファンの熱意によって成立しているものが多いです。しかし本取組は、日本の企業が主体となって大規模に展開したものであり、かつこれまで積極的に進出してこなかった成長著しい中東マーケットへの展開となっています。この二つの観点を高く評価し、今回グランプリに選出させていただきました。

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