YouTube、2021年7月から12か月間で世界の音楽業界に60億ドル(約7,040億円)還元

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YouTubeは9月14日、2021年7月から2022年6月までの12か月間に音楽業界へ還元した金額が60億ドル(約7,040億円)以上となり、2021年に発表した40億ドルから20億ドル増加したと発表した。

YouTubeは、広告とサブスクリプションを収益化の両輪として2025年までに音楽業界で最大の収益源となることを目指している。あらゆるプラットフォーム(パソコン、タブレット、モバイル、テレビ)にて、複数の音楽フォーマット(ショート動画や長尺動画、音源、ライブ配信など)を100以上の国や地域で収益化している。さらに、上記のプラットフォームにおけるYouTubeの音楽コンテンツの総再生時間は、年々増え続けています。

また、YouTubeは、ユーザー生成コンテンツ(UGC)が音楽業界にとって強力な原動力となり得ることを予見し、UGCによる収益化をいち早く開始。アーティストやソングライター、権利者に対する収益還元のうち、UGCがきっかけとなった金額の割合は、2年連続で30%以上となっている。

YouTubeショートの1日の視聴回数は300億回、月間ログイン ユーザー数は15億人に達しているが、1億ドルのYouTubeショート ファンドに加えて、長期的な収益化の方法を構築することが不可欠としている。

YouTube 音楽部門グローバル責任者 リオ・コーエン氏コメント

すべての音楽フォーマットがつながる音楽体験は、ファンにとって重要なことですが、アーティストにとっても同様です。アーティストが自分たちのペースに合わせて、YouTube での成功に向けた独自の道を切り開き、経済的に持続可能なキャリア形成をサポートすることが、私たち YouTubeの使命であり役割だと考えます。

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