ポニーキャニオン、21年4月〜9月期は好調だった前期並みの利益を確保 ヒゲダン「Editorial」や浦島坂田船のツアーなどが貢献

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ポニーキャニオン

フジ・メディア・ホールディングスは11月4日、2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日〜2021年9月30日)を発表した。

同社グループのポニーキャニオンは、イベント・コンサート収入が回復傾向となり、音楽パッケージ販売やアニメの国内外の配信権販売収入も好調に推移したが、映像パッケージ販売の減収に加え、収益認識会計基準等の適用の影響もあり、売上高全体では前期比96.5%の147億6,400万円、利益面ではアニメの配分金や配信権販売が伸びたこと等により、同98.2%の10億4,900万円と、好調だった前期並みの利益を確保した。なお、ノンパッケージとパッケージの売上構成比は63:37となった。

ニッポン放送は、前期に新型コロナウイルス感染症により大きな影響を受けた放送収入やイベント興行収入が復調し、売上高が前期比116.1%の67億3,500万円、営業利益が同591.7%の3億200万円で増収増益となった。

フジパシフィックミュージックは、映像制作収入が増収となったが、著作権使用料収入が減収となり、売上高全体で減収。利益面では原価率が改善したことから増益となった。

ポニーキャニオン売上貢献トピックス

Official髭男dismの約2年ぶりのアルバム「Editorial」がフィジカル、配信ともに好調、イベント・ライブでは浦島坂田船のツアーが売り上げに貢献した。

  • 配信(前期比117.2%)
    • Official髭男dism
  • 海外番組販売
    • 「東京リベンジャーズ」
    • 「ドラゴン家を買う」
  • 国内番組販売
    • 「花郎<ファラン>」
  • グッズ
    • 浦島坂田船
    • MANKAI STAGE A3!関連
  • イベント・ライブ
    • 浦島坂田船
  • オーディオパッケージ
    • A.B.C-Z「Nothin’ but funky」「夏と君のうた」(シングル)
    • Official髭男dism「Editorial」(アルバム)
  • ビジュアルパッケージ
    • アニメ「進撃の巨人 The Final Season」
    • 「古畑任三郎」
    • アニメ「東京リベンジャーズ」

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