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ヤマハ、伝説的ピアニスト グレン・グールドの音楽表現を学んだAIによるピアノ演奏を披露

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ヤマハは、8月8日から8月30日にかけて東京・お台場の日本科学未来館で開催される企画イベント「ひらめきの庭」(主催:日本科学未来館)において、今は亡き伝説的ピアニストであるグレン・グールドの演奏表現を習得したAIシステムによるピアノ演奏を披露する。

これは、AI(人工知能)と人間による共創の可能性を追求する同社のプロジェクト「Dear Glenn」の国内出展第2弾となる。

「ひらめきの庭」は、「散歩」をテーマに、現在の慌ただしい状況を少し忘れて、来場者がゆっくりと未来を思考する空間を演出する空間インスタレーション。4つのゾーンから構成され、そのうちの一つである「ときめきのピアノ」ゾーンには、当社の自動演奏機能付きピアノ「Disklavier」が設置され、AIシステムによる演奏が披露される。

このAIシステムは、自動演奏機能付きピアノとグレン・グールドが残した100時間以上に及ぶ音源から学習した人工知能から構成されており、あらゆる楽曲にグールドらしい音楽表現を適用して演奏することができる。

昨年9月にオーストリアで行われた世界最大規模のメディアアートの祭典「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」で初披露し、そのコンサートでは会場が満員となるなど大きな注目を浴びた。

今回の展示では、グールドの代表曲として知られるJ.S.バッハ「ゴルトベルク変奏曲」(BWV 988)の演奏をはじめ、グールド未演奏曲の演奏披露も予定している。

その他にも「ときめきのピアノ」ゾーンでは、設置されている「Disklavier」を誰でも自由に演奏できる連動企画も予定されている。

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